スズキは、スポーティなデザインと力強い加速性能、優れた燃費性能を兼ね備えた150ccのロードスポーツバイク『ジクサー』の2023年モデルを発表し、2023年1月27日より発売する。
『スズキ・ジクサー』は、2017年に国内で発売して以来、若年層を中心に人気を集めている軽二輪車。今回の主な変更点は、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制対応としたほか、カラーリングをトリトンブルーメタリック、グラススーパークルブラック、ソニックシルバーメタリック/パールブレイズオレンジの3色のラインアップとしたこと。
スズキの大型スポーツバイクと共通のイメージとなるスポーティなスタイリングを特徴とする『スズキ・ジクサー』は、欧州のデザイントレンドであるカウルを車体中心に向けてコンパクトに凝縮したプロポーションが特徴。
力強い造形の燃料タンクとシュラウドに加え、コンパクトで薄型なLEDヘッドランプや前後二分割シートを採用。リヤまわりはカウルと一体化したデザインのグラブバーやLEDテールランプ、スイングアームマウントリヤフェンダーなどで、シャープでコンパクトにまとめられている。
エンジンは空冷4サイクル単気筒SOHC2バルブを搭載。フリクション低減や燃焼効率向上を図ることで、低速からの力強い加速性を実現している。最高出力9.6kW/8000rpm、13Nm/5750rpを発生する。
装備面では、視認性の高いフルデジタル表示の液晶多機能メーターを採用。また、フロントブレーキには266mmのディスクブレーキにABSを標準装備するほか、140サイズのラジアルタイヤを装備したリヤタイヤ、長距離の走行に安心な大容量の12リッターの燃料タンクを備える。
『スズキ・ジクサー』の車両価格は38万5000円(税込み)。発売日は2023年月27日から。