トリプルエイト・レースエンジニアリングが、2023年2月3~5日に開催されるリキモリ・バサースト12時間に参戦するドライバーラインアップを発表し、シェーン-ヴァン・ギスバーゲン、ブロック・フィーニー、マキシミリアン・ゲーツのトリオでIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの開幕戦に挑むことを明らかにした。
オーストラリアの伝説的なチームは、2023年に復活する同レースのプロクラスに888号車メルセデスAMG GT3をエントリーさせる予定だ。
バサースト・インターナショナルの3時間GTレースで優勝したばかりのフィーニーは、ふたたびメルセデスのマシンででマウント・パノラマに挑戦できることに興奮している。
「バサーストでドライブできる日はいつだっていい日だ。ましてや、このようなクルマでドライブできるなんてね」
「世界中のトップチームやドライバーがオーストラリアに戻ってくるのは本当にクールなことだし、世界最高のレーストラックのひとつで彼らと直接対決する機会を得ることは、僕にとって次のレベルにつながると考えているんだ」
オーストラリアの人気シリーズであるRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップのルーキードライバーは、これまでバサースト1000に3回、バサースト12時間には2回出場している。
「右ハンドルのスーパーカーと左ハンドルのGTカーを乗り換えるのは、確かに調整が必要だ」とフィーニーは付け加えた。「しかし、一度目を慣らして空間認識能力を調整すれば、それはとても楽しいものになる」
「メルセデスAMG GT3は“武器”であり、スーパーチープ・オートのリバリーはトラックで驚くほど映えるだろう」
「2022年のメルセデスAMGの表彰台独占を再現するために、僕たちの役割を果たすことが待ち遠しいよ」
メルセデスAMG・カスタマーレーシングの責任者であるステファン・ウェンドルは、「(RSCで)チャンピオンシップを獲得したトリプルエイト・チームと提携し、2023年のバサースト12時間に向けてオールプロ・アウトフィットを提供できることを光栄に思っている」と述べた。
「強力なパートナーのサポートと、シェーン(-ヴァン・ギスバーゲン)、ブロック(・フィーニー)、マキシ(マキシミリアン・ゲーツ)の力によって、チームは有名なマウント・パノラマに取り組む競争力のあるトリオになるために必要な資質を持っていると信じている」
トリプルエイトは、2022年5月に開催された今年のレースで、サンエナジー1・レーシングの75号車メルセデスAMG GT3を総合優勝に導き、888号車もヴァン・ギスバーゲン、フィーニー、マレーシアのジェフリ・イブラヒム王子のトリオで総合3位入賞を果たしている。