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 新年あけましておめでとうございます。今年も中年オヤジOは世のなかのクルマをキレイにしていきたいと思います。

 新年一発目の本企画は「アタシのクルマのヘッドライト、キレイにして」です。はいー、女王様、仰せのとおりに!

文・写真/ベストカーweb編集部・中年オヤジO

■やっぱり人もクルマも顔、目が命! くすんでいたんではダメ!

15年落ちのVWポロGTI。写真では白化に見えるが、かなり黄ばんでいる。しかし、このままよく放置プレイしてたねー
15年落ちのVWポロGTI。写真では白化に見えるが、かなり黄ばんでいる。しかし、このままよく放置プレイしてたねー

 ということで、あの笑顔で頼まれたんじゃ、断れません。弊社広告部の麗しきSさん、ありがたくキレイにさせていただきます。

 さっそく、15年落ちの真っ赤なVWポロGTI(MT)のお出ましでございます。ぎょえー、かなり黄ばんでぎょざいます。赤いボディはそこそこキレイなのに、黄ばんだヘッドライトで台無しですね。施工する前に念のために、ヘッドライトがガラス製じゃないことを確認。対象車は樹脂製ヘッドライトです。

くすんでますね。MTの速いクルマなのに台無しだねえ
くすんでますね。MTの速いクルマなのに台無しだねえ

 今回施工するのは、呉工業の「LOOX(ルックス)ヘッドライト クリア&プロテクト」(1548円)。もちろん、自腹購入でございます。

セット内容は、ディープクリーナー、超耐久クリアガラスコート、塗布用クロス、保護手袋2枚に加え、きれいなウエスを2枚用意する
セット内容は、ディープクリーナー、超耐久クリアガラスコート、塗布用クロス、保護手袋2枚に加え、きれいなウエスを2枚用意する

 この商品は、なんと、こすらずに塗るだけで、黄ばみ汚れが落ち、その後、コーティング剤を塗って、その耐久効果は最長2年も持続するという画期的なもの。

 こんなに汚い黄ばみがほんとに落ちるのでしょうか? さっそく、マスキングテープをヘッドライト回りに貼って、付属の保護手袋を付けて、ヘッドライトの表面に砂やほこりがないか確認した後、ディープクリーナー(汚れ落とし)を塗布用クロスにつけて塗っていきました。

貧乏性のせいなのか、こすらなくても落ちるのに少しこすってしまった
貧乏性のせいなのか、こすらなくても落ちるのに少しこすってしまった

 あれ、塗っていくそばから、どす黒い汚れがクロスについていくんですけど……。説明書によると、厚く塗り広げていき、10~20秒で汚れが浮き上がってくると書いてあったが、最初に塗った際にこすってしまったのか、すぐに汚れが塗布用クロスについてしまった。

ちょっと塗っただけでこんなに汚れがついた
ちょっと塗っただけでこんなに汚れがついた

 軽く塗るだけでよかったのに、貧乏性のせいか、あまりに汚いのでこすらないと落ちないという先入観が……。

10~20秒もすると汚れが浮き上がってきた
10~20秒もすると汚れが浮き上がってきた

 白濁したディープクリーナーをヘッドライト全面に塗って待つこと10~20秒、汚れが浮き上がってきたのがわかる。

 この後は、DAISOで2枚100円で売っているマイクロファイバークロスを水で濡らして軽く絞り、吹きあげていった。ゴシゴシというほどでもなく、軽く力を入れて拭きあげていった。

水で濡らして軽く絞ったマイクロファイバークロスで拭きあげていく
水で濡らして軽く絞ったマイクロファイバークロスで拭きあげていく

 拭きあげながら、マジか、マジかを連発! こんなにきれいになるんだねえ、しつこくマジか! しかし、凄いなあ、コレ。この後、乾いた布で拭きあげてよく乾燥させた。

どうですか、コレ。こんなに簡単に、ラクに落ちちゃっていいんですか!
どうですか、コレ。こんなに簡単に、ラクに落ちちゃっていいんですか!

 右側のヘッドライトはこうして、難なく一発の施工で落ちましたが、難儀したのは左側のヘッドライト。

左側のヘッドライトのほうは、一発でなかなかキレイにならず。写真は2回塗布して拭きあげた状態。右側ヘッドライトと比べると少しくすんで見える
左側のヘッドライトのほうは、一発でなかなかキレイにならず。写真は2回塗布して拭きあげた状態。右側ヘッドライトと比べると少しくすんで見える

 右側ヘッドライトは頑固な黄ばみがなかなか落ちなかったが、2回ほど塗布して濡れたマイクロファイバークロスで拭きあげると、キレイになった。あとで女王様に愚痴をいわれる不安もなくなってひと安心。

■マジか、コーティング剤を塗ったら、さらにクリアになった!

汚れを落とし、充分乾燥させた後、今度はコーティング剤を塗っていく
汚れを落とし、充分乾燥させた後、今度はコーティング剤を塗っていく

 ディープクリーナーを落として、乾いた布で拭きあげていった後、30分以上放置し、充分乾燥させた後、今度は、「超耐久クリアガラスコート」を付属のクロスに適量を付けて塗っていく。

 「え、何コレ、マジか」と思わず声をあげてしまったが、このコーティング剤を塗っていくと、塗った部分がさらに透明(クリア)になっていくのにビックリ。もちろん気泡ができないように、液がかすれないようにムラなく塗っていったのだが、正直、ここまでクリアになるとは……。

 注意事項としては、コーティング剤を塗布後は12時間は触れたり、水がかかったりしないように乾燥させることが重要。24時間でコーティングが完全硬化するそうだ。

 説明書によれば、硬度6Hの硬質ガラスコート剤が透明感を復活させ、ヘッドライトをキズや劣化から保護する、とのこと。さらに強力UVカット剤を配合して紫外線や高温、酸性雨による黄変や白化を防ぎ、コーティング効果は最長2年間持続するという。

黄ばみ、白化が激しい施工前のヘッドライト
黄ばみ、白化が激しい施工前のヘッドライト

 改めて施工前のヘッドライトと見比べてほしい。右側のヘッドライトは黄ばみ、白化が激しかったものの、ディープクリーナーを塗ると一発でキレイになった。

コーティング剤を塗るとさらにクリア(透明)になった
コーティング剤を塗るとさらにクリア(透明)になった

 そして、その後、コーティング剤を塗っていくと、塗った部分がクリア(透明)になっていく過程がまじかで見られるので、超気持ちいい~。

左側のヘッドライトの施工前写真
左側のヘッドライトの施工前写真

 左側のヘッドライトは右側ヘッドライトに比べると、さらに黄ばみが激しかったので、ディープクリーナーを2回塗り拭きあげていったらキレイになった。

コーティング剤を塗った部分がみるみる透明(クリア)になっていくさまは、「超快感!」
コーティング剤を塗った部分がみるみる透明(クリア)になっていくさまは、「超快感!」

 コーティング剤を塗っていくと左側のヘッドライトも、塗った部分が、透明になっていくさまは、まさに〇師丸ひろ子ならぬ「快感!」だった。

 こんなに頑固な汚れが、こんなに簡単に落ちてキレイになっていいんですかあ~と思わず叫ぶたくなるほどの、黄ばみ激落ちだった。

 「LOOXヘッドライト クリア&プロテクト」を知らなかった人、たった1500円ほどで、こんなにキレイになるなんて。ぜひ、みなさんもお試しあれ!

 まだ編集部内に2人ほど、黄ばんだヘッドライトのクルマを所有する人がいるので、他社製品もどんどん試していきますので、乞うご期待ください!

【画像ギャラリー】クルマも人も顔が命!!「黄ばんだヘッドライト」の汚れが落ちる、落ちる、落ちる!(9枚)画像ギャラリー

投稿 クルマも人も顔が命!「黄ばんだヘッドライト」実体験テスト 激落ちで超快感!【やればできる中年オヤジのカーメンテ】自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。