ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)・ウィズ・アンドレッティ・オートスポートは1月11日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2023年シーズンに投入する10号車アキュラARX-06のマシンカラーリングを公開した。
従来のDPiからハイブリッドマシンのLMDhカーを用いるGTPへとトップカテゴリーが置き換えられる新シーズンに向け、お馴染みのリッキー・テイラーとフィリペ・アルバカーキのコンビに、助っ人のルイ・デレトラズ、デイトナ24時間で第4ドライバーを務めるブレンドン・ハートレーを加えた4人体制で開幕戦に臨むWTR・ウィズ・アンドレッティチーム。
コニカミノルタ・アキュラARX-06のバナーの下、昨季惜しくも逃したタイトルの奪還を目指すチームは、新開発のプロトタイプカーにブルーとブラック基調のリバリーを採用した。
「アンドレッティ・オートスポートとのパートナーシップは、新シーズンとGTPレースの新時代の幕開けを飾る素晴らしい方法だ」と語るのは、チームの共同オーナーであるウェイン・テイラー。
「アキュラARX-06の新しいラインを際立たせる、ブラックとブルーのリバリーを見るとワクワクするよ」
「2014年にコニカミノルタとのパートナーシップが始まって以来、私たちのチームはブラックとブルーのカラーリングでファンやドライバーによく知られるようになった」
「ブラックはサーキットではつねに威圧的な色であり、とくにミラーで後ろから迫ってくるのを見たとき恐ろしく感じるものだ」
GTPクラスのデビューイヤーとなる2023年シーズンは、コニカミノルタがWTRをサポートして9年目のシーズンとなる。
ブラックとブルーのカラーリングには今回、コニカミノルタのシンボルであるグリーンリーフがルーフ部に描かれている。これはコニカミノルタが2030年までに“カーボン・マイナス”を達成することを目指していることを象徴するものだ。
コニカミノルタのオペレーション&セールスイネーブルメント・チーフであるマイケル・マセは、「ウェイン・テイラー・レーシングとのパートナーシップは私の心にとって近く大切なものであり、アキュラと並んで非常に強力な相乗効果があり、文化、願望、目標が似ている。もっとも重要なのは持続可能性とカーボンフットプリントの削減へのコミットメントだ」
「ハイブリッド化は、我々が以前からやりたかったことであり、このシリーズをより環境に優しいものにするためのリーダーであることを誇りに思う」