ハースからF1世界選手権に参戦しているケビン・マグヌッセンが、父であるヤン・マグヌッセンとともに2023年1月に開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レースに出場することが明らかとなった。
GTLMクラスのチャンピオンに2度輝いた経歴を持つヤンは、MDKモータースポーツからタイプ992の新型ポルシェ911 GT3 Rを駆り、デイトナを含む長距離耐久戦で構成されるミシュラン・エンデュランス・カップの全4戦に出場することが決まっていたが、開幕戦では同チームのラインアップにケビンが加わることになった。GTDクラスへの参戦となる。
ケビンはチップ・ガナッシ・レーシングのキャデラックDPi-V.R時代から3年連続でのデイトナ24時間参戦となるが、父親と一緒にアメリカの地でレースをするのはこれが初めてとなる。
この親子ペアは、2021年にハイクラスレーシングのLMP2マシンでル・マン24時間に参戦したことがある。また、今週末アブダビで行われているIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジのガルフ12時間レースではクヴァンメとトリオを組み、AFコルセのフェラーリ488 GT3 Evoで参戦している。
ケビンは「すごく興奮している」と語った。
「ロレックス24時間は伝説的なレースだし、過去2年間はチップ・ガナッシ・レーシングで素晴らしい時間を過ごしてきた」
「このようなレースを父と一緒にできるのは素晴らしいことだ。これをセッティングしてくれたマーク・クヴァンメには、改めて感謝してもしきれない」
一方、ヤンも「ケビンとともにデイトナ24時間を戦えるのは、とてもハッピーだ」と喜びを語っている。
「昨年のル・マン24時間を終えた後、このような耐久レースを一緒に走る機会が増えることを期待していたんだ。また、MDKモータースポーツのミシュラン・エンデュランス・カップのプログラムに参加できることも嬉しい」
「僕がアメリカで最後のレースを戦ってから、3年近くが経った。その間、WEC世界耐久選手権、ポルシェ・カレラカップ・スカンジナビア、ル・マン・カップ、そしてTCRデンマークに参戦してきた」
「だが、1999年にF1からスポーツカーへと転向して以来、アメリカは僕にとって第2の故郷なので、再びIMSAに戻ることを楽しみにしている」
デイトナ24時間では、10年連続の出場を目指すクヴァンメがサードドライバーとなり、ポルシェモータースポーツ・ノースアメリカの選抜ドライバーであるトレントン・エステップが4人目のドライバーとしてラインアップを完成させる可能性が高いことが判明している。
「ヤンはIMSAで何度も優勝しており、彼の1年間の経験はミシュラン・エンデュランス・カップにおける我々の強みのひとつとなるだろう」とクヴァンメは述べた。
「現役のF1ドライバーであるケビンも初戦のデイトナから参加してくれるし、すでに望むところ以上の成果をあげている」
「チームにとってエキサイティングな1年になりそうだし、僕としてもとてもハッピーだ」