1月23日、MotoGPに参戦するホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)は2023年から使用するヘルメットを自身のSNSで発信。また、1月25日にはチームが体制発表を行い、マルティンがAlpinestars(アルパインスターズ)のヘルメットを着用することが明らかになった。
ヤマハから参戦していたアンドレア・ドヴィツィオーゾは、2022年シーズンにショウエイのX-Fourteenをメーカーのロゴなしで使用。ところが、テストではアルパインスターズとヘルメット開発をしていた。
アルパインスターズ製のヘルメットはオフロード用しかなかったが、今回ロードレース用が開発されたようだ。
そのヘルメットが2023年からFIM公認となるようで、SHARKのヘルメットを使用していたマルティンがアルパインスターズのヘルメットに変更してMotoGPを戦うことが明らかとなった。
同ヘルメットは『Supertech R10』という名称になることが、アルパインスターズの公式Twitterでわかっている。FIMは、ライダーの装備の改善、ヘルメットを開発を継続しており、2025年12月31日まではFRHPhe-01とFRHPhe-02の2規格が使用でき、2026年からはFRHPhe-02で認められたものしか使用できないが、その規格に合格しているようだ。
マルティンが使用するヘルメットのデザインをしているのはStarline Designersであり、カラーリングは昨年と大きな違いはないがアルパインスターズのロゴが掲げられている。
また、AGVヘルメット、ダイネーゼのレーシングスーツを使用していたジャック・ミラーが、2023年からアルパインスターズの装備品を使用することがわかっているため、彼も同ヘルメットを使用する可能性がある。