イタリア時間の1月25日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスにドゥカティのサテライトチームとして参戦しているプリマ・プラマック・レーシングは、2023年のチーム体制発表会を実施。2023年シーズンに使用するマシン『ドゥカティ・デスモセディチGP23』のカラーリングを公開した。
ドゥカティのサテライトチームとして2005年からMotoGPクラスに参戦しているプラマック・レーシングは、ワークス同様の技術仕様を備えた最新型マシン、ディスモセディチGP23を2台走らせる。ライダーはともにドゥカティ・コルセと直接契約を交わしているヨハン・ザルコとホルヘ・マルティンのコンビ。両者は2021年からチームに加入しており、2023年シーズンで3年目を迎える。
フランス人ライダーのザルコは、2022年に2位と3位の表彰台を2度ずつ獲得し、ランキング8位。何度もトップ走行する姿を見せたものの勝利には結び付かず、2023年こそ悲願のMotoGP初優勝を狙う。
スペイン人ライダーのマルティンは2021年のMotoGP昇格時からプラマック・レーシングに所属。2022年はポールポジションを5回獲得、表彰台に4回立つ活躍を見せてランキングは9位となった。
プラマック・レーシングは2022年の第8戦からスポンサーとしてイタリアの保険会社『Prima(プリマ)』を迎え入れた。2024年までのスポンサー契約の2年目となる2023年もプリマのイメージカラーである紫を基調に、白と赤を入れたカラーリングがマシンに施される。