1月13日、BMWモトラッドは新型となるスーパーバイク『S1000RR』を全国のBMW Motorrad正規ディーラーにおいて、注文の受付けを開始し、納車開始は2月10日を予定していることを明らかにした。
BMW S1000RRは、2010年春より日本市場に投入された真のスーパースポーツとして人気を博しているモデルだ。2022年9月29日には2023年の新型モデルが、エンジン、サスペンション、シャシー、エアロダイナミクス、デザイン、アシストシステムなどを総合的に改良し、ダイナミックな走りを実現したバイクとなったことを発表している。
現行のS1000RRより出力は3psアップした210ps/13,750rpmで、最大トルクは113Nm/11,000rpmを発揮する。最高回転数は14,600rpmまで引き上げられた。
最新のシャシー、M1000RRのカーボン製ウイングとは異なるが、最大17.1kgの空力的ダウンフォースを発生させるウイングが初めて装備された。新アシストシステムも刷新され、トラクションコントロールはもちろん、ブレーキスライドアシスト機能、スライドコントロール機能なども使用できる。
また、公道では坂道での発進を容易にするために、停車した直後にハンドブレーキまたはフットブレーキのレバーを作動させると、パーキング・ブレーキが自動的に作動するヒルスタートコントロール機能が標準装備されている。
サーキットでは、レースのスタートを積極的にサポートするローンチコントロールを搭載しており、日常走行、ダイナミックなコーナリング、レーストラックでのスポーツ走行のいずれにとっても、優れたライディングダイナミクスを実現している。
さらにカラーリングも大きく配色が変わっており、『ブラック・ストーム(メタリック)』と『レーシング・レッド(ノンメタリック)』のスタイルパッション、およびレーシング指向の『ライト・ホワイト(ノンメタリック)/BMW M』の3パターンが選択できる。メーカー希望小売価格(消費税込み)は241万3000円、1月13日から注文の受付けを開始しており、納車開始は2月10日を予定している。