WEC世界耐久選手権のCEOを務めるフレデリック・ルキアンによると、このスポーツカーシリーズはテレビ中継により適した「創造的な」新しいフォーマット案を選手権関係者に提案したという。
来季2023年に11年目のシーズンを迎えるWECは、長年にわたってそのフォーマットをほとんど変化させず、予選形式をわずかに進化させただけで、ほぼ従来のレースフォーマットを踏襲してきた。
WEC世界耐久選手権のCEOを務めるフレデリック・ルキアンによると、このスポーツカーシリーズはテレビ中継により適した「創造的な」新しいフォーマット案を選手権関係者に提案したという。
来季2023年に11年目のシーズンを迎えるWECは、長年にわたってそのフォーマットをほとんど変化させず、予選形式をわずかに進化させただけで、ほぼ従来のレースフォーマットを踏襲してきた。
伝統のル・マン24時間レース、そして3年ぶりに復活した富士6時間レース含め、2022年シーズンは全6戦の熱闘が繰り広げられたWEC世界耐久選手権。シリーズは先ごろ、その舞台裏を41分に編集したハイライト動画を公開した。タイトルは『Unmasked!』。直訳すれば「マスクを脱いだ」ということで、コロナ禍から復帰し“平常”へと回帰したシーズンであったことを強調している。
車載カメラ、無線、そしてピット・ガレージの様子など「その瞬間」の裏側を捉えたシーズン中の秘蔵映像に、スタジオでのインタビューによる回想が挿入されていく構成のこのハイライトでは、盛り上がった名場面だけでなく、かなり“気まずい”シーンの数々も目撃することができる。
2022年シーズンも各カテゴリーで熱戦が繰り広げられたモータースポーツ界。現在は2023年シーズンへ向けた束の間の“充電期間”に突入しているわけですが、当企画ではオートスポーツwebの各カテゴリー担当編集が、2022年の戦いを『ベスト3』という切り口で振り返ります。
ここではWEC世界耐久選手権を担当する編集部Nが、『ドライバー・ベスト3』をセレクトします。
ポルシェは12月17日、2023年のWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に投入する新型LMDhマシン『ポルシェ963』の、ファクトリープログラムにおけるドライバーラインアップを発表した。
すでに10名のワークスドライバーが明らかにされていたが、今回ポルシェのシーズンエンド表彰式である『ナイト・オブ・チャンピオンズ』のタイミングでは、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツからWECに参戦する2台の6名、そしてIMSAに挑む2台4名のレギュラードライバーの組み合わせが明らかにされた形だ。
2023年、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに『キャデラックV-LMDh』で参戦するチップ・ガナッシ・レーシング(CGR)は、このWECプログラムのためにドイツに拠点を設ける予定だ。チームのオペレーション・ディレクターを務めるマイク・オガラによれば、ドイツでは現在インフラの整備が進められているという。
また、チームはWEC/ル・マン参戦に向けたアプローチを、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レースから採用する予定だ。
2023年、第1回大会の開催から数えて100年を迎えるル・マン24時間レース。WEC世界耐久選手権の第4戦として、6月10〜11日に決勝レースが開催されることはすでに発表されていたが、ACOフランス西部自動車クラブは12月14日、そのレースウイークのスケジュールを発表した。
WEC世界耐久選手権の首脳陣は、2024年シーズンの開幕戦としてカタールで6時間レースを行う理由について説明した。
12月12日に発表されたように、シリーズはカタールの首都ドーハ近郊に位置するロサイル・インターナショナル・サーキットと6年間の開催契約を結んだ。2024年については、開幕戦としての開催も合わせて発表されている。
WECのフレデリック・ルキアンCEOは、8戦が予定されている2024年のカレンダーにカタールが追加されたのは財政的な要因であることを認めた。
フェラーリのスポーツカー・レーシングディレクター、アントネッロ・コレッタによれば、フェラーリは先日、2023年のWEC世界耐久選手権に投入する新型ル・マン・ハイパーカー『499P』で初の耐久テストを行ったという。さらに、3月のハイパーカー・デビューまでに2度目の長距離走行を計画している。
WEC世界耐久選手権のボスであるフレデリック・ルキアンと、ACOフランス西部自動車クラブ会長のピエール・フィヨンは、2024年の開幕戦にカタールが追加されたにもかかわらず、セブリング・インターナショナル・レースウェイでのラウンドが「計画に含まれている」と主張している。
12月12日(月)の夜、ドーハで発表されたWECとロサイル・インターナショナル・サーキットとの6年間の契約は、シリーズの開幕戦が2月下旬から3月上旬の間にカタールで行われることを合意するものだった。
グリッケンハウス・レーシングは、2023年のWEC世界耐久選手権にシングルカー体制で参戦し、ハイパーカークラスに復帰することを目指している。
ジム・グリッケンハウスはSportscar365に対し、彼の名を冠したチームが、7月のモンツァ6時間レースでリタイアして以来、シリーズに出場していない『グリッケンハウス007 LMH』のレース復帰を計画していることを認めた。