ティックフォードからジェイク・コステッキが離脱。新たにスーパー2王者デクラン・フレイザーを起用/RSC

 新規定車両”Gen3″の導入を控えるRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップにて、フォード陣営の一角を形成するティックフォード・レーシングは、新シーズンを前にジェイク・コステッキの離脱を発表。代わって、昨季2022年にステップアップ・シリーズのスーパー2でチャンピオンを獲得したデクラン・フレイザーを昇格させ、新型となる第7世代『フォード・マスタング・スーパーカー』の1台を託す。

モスタートが感動的なホールデン最終1-2を牽引。フィーニーも最後の最後で初優勝/RSC最終戦

 12月1~4日にアデレードで開催されたRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ第13戦『VALOアデレード500』は、シリーズの盟主として長きに渡る栄光と勝利の歴史を積み重ねてきた“ホールデン”最後のレースに。その大事な1戦に向け特別仕様リバリーで挑んだチャズ・モスタート(ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド/ホールデン・コモドアZB)が、土曜レース1で僚友ニック・パーカットを従え、ブランドへの華向けを完璧な形で飾る“フェアウェル・ワン・ツー・フィニッシュ”を達成した。

 さらに明けた日曜のシーズン最終ヒートは、今季トップカテゴリーへのデビューを飾ったレッドブル・アンポル・レーシングのブロック・フィーニー(トリプルエイト・レース・エンジニアリング/ホールデン・コモドアZB)が、恩師ジェイミー・ウインカップの前で歓喜のシリーズ初優勝を獲得。自身にとってもホールデンにとっても「すべてのピースが集まった」と語るパーフェクトな結末となった。