米ブルームバーグ通信は6日、米アップルが開発している電気自動車(EV)の発売が2026年に延期されると報じた。これまでは25年の発売を目指していると伝わっていた。完全自動運転の技術開発で壁に直面しているという。 報道によると、当初計画していたハンドルやペダルのない形も断念し、ハンドルやペダ……
三方よし、企業永続の解 見直される近江商人の経営理念 (日本経済新聞)
江戸から明治に活躍した近江商人の理念、「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」が注目されている。近江商人は全国各地に進出して産物を流通させるとともに、灌漑(かんがい)用水の整備などで社会貢献した。SDGs(持続可能な開発目標)を端的に表す言葉ともいわれ、現代の企業に指針を示す……
ガソリン価格 6週ぶり高騰 補助金減額で (毎日新聞)
経済産業省が7日発表した5日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査と比べて50銭高い168円10銭だった。値上がりは6週ぶり。原油価格は下落傾向だったものの、価格高騰対策として石油元売り会社に支給する補助金が大幅に減額されたため。8日以降の補助金は、1リットル……
「グミなのに水」の違和感 UHA味覚糖、若者つかむ (日本経済新聞)
2022年のヒット商品番付で西の前頭12枚目に入ったのがUHA味覚糖の「水グミ」だ。透明な見た目が話題を集め、「グミでありながら水」というネーミングの違和感も若者などの関心をひいた。1月に発売して以降、当初予定の7倍以上を売り上げた。現在、グミ市場は成長が続いている。カラフルな見た目や特徴……
サムスン折り畳みスマホ分解、韓国部品5割、収益性高く (日本経済新聞)
折り畳み式携帯電話に復活の兆しが出ている。世界市場に占める比率は2%以下だが2022年の出荷は73%増と1600万台に達する見込みだ。韓国サムスン電子の最新機種を分解したところ推定原価率は4割と米アップルの最新iPhoneより低く、メーカーが力を入れる背景には高い収益性にある。韓国部品比率は約5割と……
タイ通信大手の合併案を当局承認 世論反発で頓挫の恐れ (日本経済新聞)
タイの携帯通信国内2位トゥルー・コーポレーションと3位のトータル・アクセス・コミュニケーション(dtac)の合併計画に対する世論の反発が強まっている。合併で国内市場の寡占が進み、料金上昇を招く恐れがあるためだ。消費者団体は政府に異議を申し立てた。混乱の長期化は両社の交渉に影響し、合併が……
タカラ、バイオ薬の基盤に mRNAなど原料供給 (日本経済新聞)
バイオ医薬品の原料供給でタカラバイオが存在感を高めている。新型コロナウイルスワクチンなどの原材料の生産拡大へとアクセルを踏み込み始めた。他社に先駆けて約40年にわたり磨いてきたバイオ関連技術を強みに、M&A(合併・買収)などの大規模投資で事業拡大を進める大手各社に対抗する。タカラバイ……
フルカイテンとプレイド、好み見極めアパレル在庫改善 (日本経済新聞)
スタートアップのフルカイテン(大阪市)はデータ分析のプレイドと組み、小売業の在庫回転率を改善するサービスの提供を始めた。電子商取引(EC)サイトで売り込みたい商品の中から消費者の興味に合わせたものを自動ですすめる。無駄な値引き販売を減らしながら、在庫を減らし利益の確保につなげる。フ……
移民に揺れる「幸福先進国」 北欧、分断回避への道模索 (日本経済新聞)
9月の総選挙で極右政党が躍進したスウェーデン。同国の若者はいま政治をどう考えているのか。10月の週末、首都ストックホルムの中心街で10?20代の有権者に声をかけて聞いてみた。22歳の女性は「民主主義をよりよくするためには、もっと投票に行かないと」と語った。スウェーデンの国政選挙の投票率は80……
小笠原浩氏(10) 自信つき、独立を模索 (日本経済新聞)
プロジェクトの立て直しを内心で誇る。1988年の春から秋にかけての国内鉄鋼大手のプロジェクトは、いま振り返ってみても「よく完成させたな」と思います。「コンピューターの神が降りてきた」。そんな風に感じることもあります。頓挫寸前のプロジェクトを立て直そうと、プログラムを使って、必要とされ……