社説/防衛費5年43兆円(下)「反撃」装備も対中外交に注力を (日刊工業新聞)

自民、公明両党は、敵のミサイル発射拠点などをたたく「敵基地攻撃能力(反撃能力)」を保有することで合意した。専守防衛を掲げてきた日本の防衛政策を転換し、東アジア情勢の一段の緊迫化に備える。ただ反撃能力の性能や抑止効果が不透明なほか、反撃のタイミングを誤れば国際法違反の先制攻撃とみな……

産業春秋/企業も「年賀状じまい」 (日刊工業新聞)

「毎年の年賀状も今年限りで失礼いたしたいと思います」。高齢を理由に「年賀状じまい」をする恩師や先輩が増え、光陰矢の如しを実感する年齢になった。 多くは年賀状が近況を伝える唯一の手段という方たちだ。年賀状じまいは緞帳(どんちょう)が下りた時のような名残惜しさがある。自分はご機嫌伺い……