タイ通信大手の合併案を当局承認 世論反発で頓挫の恐れ (日本経済新聞)

タイの携帯通信国内2位トゥルー・コーポレーションと3位のトータル・アクセス・コミュニケーション(dtac)の合併計画に対する世論の反発が強まっている。合併で国内市場の寡占が進み、料金上昇を招く恐れがあるためだ。消費者団体は政府に異議を申し立てた。混乱の長期化は両社の交渉に影響し、合併が……

タカラ、バイオ薬の基盤に mRNAなど原料供給 (日本経済新聞)

バイオ医薬品の原料供給でタカラバイオが存在感を高めている。新型コロナウイルスワクチンなどの原材料の生産拡大へとアクセルを踏み込み始めた。他社に先駆けて約40年にわたり磨いてきたバイオ関連技術を強みに、M&A(合併・買収)などの大規模投資で事業拡大を進める大手各社に対抗する。タカラバイ……

フルカイテンとプレイド、好み見極めアパレル在庫改善 (日本経済新聞)

スタートアップのフルカイテン(大阪市)はデータ分析のプレイドと組み、小売業の在庫回転率を改善するサービスの提供を始めた。電子商取引(EC)サイトで売り込みたい商品の中から消費者の興味に合わせたものを自動ですすめる。無駄な値引き販売を減らしながら、在庫を減らし利益の確保につなげる。フ……

移民に揺れる「幸福先進国」 北欧、分断回避への道模索 (日本経済新聞)

9月の総選挙で極右政党が躍進したスウェーデン。同国の若者はいま政治をどう考えているのか。10月の週末、首都ストックホルムの中心街で10?20代の有権者に声をかけて聞いてみた。22歳の女性は「民主主義をよりよくするためには、もっと投票に行かないと」と語った。スウェーデンの国政選挙の投票率は80……

小笠原浩氏(10) 自信つき、独立を模索 (日本経済新聞)

プロジェクトの立て直しを内心で誇る。1988年の春から秋にかけての国内鉄鋼大手のプロジェクトは、いま振り返ってみても「よく完成させたな」と思います。「コンピューターの神が降りてきた」。そんな風に感じることもあります。頓挫寸前のプロジェクトを立て直そうと、プログラムを使って、必要とされ……

日本ウェルネススポーツ大学の就活支援 部活監督が相談 (日本経済新聞)

日本ウェルネススポーツ大学(茨城県利根町)は部活動加入率が9割を超え、在学中は熱心にスポーツに取り組む学生が大半だ。体育会系の学生をどのように就職に導くか。キャリアサポートを担当する佐藤樹氏に聞いた。本学は2012年に通信制課程のみで大学を創設し、18年に全日制の課程を設置した。スポー……

「クボタと組み完全な品ぞろえに」インド社の社長語る (日本経済新聞)

クボタは4月、同社として過去最多の約1400億円を投じてインドのトラクター大手エスコーツ(現エスコーツクボタ)を買収した。両社は共同で研究開発を重ね、インド国内にとどまらず、欧米向けトラクターの製造も模索する。エスコーツクボタのニキル・ナンダ社長は「インドが世界市場のハブになる」と話……

そごう・西武の売却「雇用維持を最優先に」 労組委員長 (日本経済新聞)

セブン&アイ・ホールディングスの百貨店子会社、そごう・西武が2023年2月1日付で米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却される。従業員約4500人の雇用が守られるかどうかは、地域経済にも影響を与える。そごう・西武労働組合の寺岡泰博中央執行委員長は日本経済新聞の取材で……

JR九州の古宮社長「鉄道の精神軸に鉄道の枠超える」 (日本経済新聞)

古宮洋二JR九州代表取締役社長執行役員 1985年九州大学工学部卒、日本国有鉄道入社。分割民営化でJR九州の所属となる。2004年の九州新幹線開業を新幹線開業準備室長として陣頭指揮。12年に取締役クルーズトレイン本部長兼総務部長、16年に常務取締役鉄道事業本部長兼北部九州地域本社長となる。20年に……