途上国債務危機 返済額8.5兆円超 世界銀行 (毎日新聞)

世界銀行は6日、国際開発協会(IDA)が支援する途上国の債務返済額が2022年に前年比35%増の620億ドル(約8兆5000億円)を超えるとの見方を示した。2国間債務返済額では中国への支払いが全体の66%に上ると指摘した。マルパス総裁は「途上国の債務危機は深刻化している」と強調した。 途上国の21年末時……

料金抑制策 1月分、最大2割下げ 大手10社が参加 (毎日新聞)

東京電力など大手電力10社は7日、政府が物価高対策として実施する電気料金の抑制策に参加すると発表した。契約家庭は来年1月の使用分(2月検針分)から9カ月間、料金が最大2割程度下がる。申し込みは不要。検針票の裏面などに政府の補助が適用されたことを記載する。 家庭向けは1~8月の使用分について……

TSMC 米、半導体国産加速 5.5兆円投資 (毎日新聞)

バイデン米大統領は6日、半導体受託生産の世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)が米西部アリゾナ州フェニックスに建設中の新工場を視察した。投資総額は外国からの米国投資で「過去最大級」(同社)の約400億ドル(約5兆5000億円)に上る。建設を祝う式典でバイデン氏は「米国は世界経済をリード……

アップルカー 26年に発売延期 完全自動運転断念 米国 (毎日新聞)

米ブルームバーグ通信は6日、米アップルが開発している電気自動車(EV)の発売が2026年に延期されると報じた。これまでは25年の発売を目指していると伝わっていた。完全自動運転の技術開発で壁に直面しているという。 報道によると、当初計画していたハンドルやペダルのない形も断念し、ハンドルやペダ……

三方よし、企業永続の解 見直される近江商人の経営理念 (日本経済新聞)

江戸から明治に活躍した近江商人の理念、「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」が注目されている。近江商人は全国各地に進出して産物を流通させるとともに、灌漑(かんがい)用水の整備などで社会貢献した。SDGs(持続可能な開発目標)を端的に表す言葉ともいわれ、現代の企業に指針を示す……

ガソリン価格 6週ぶり高騰 補助金減額で (毎日新聞)

経済産業省が7日発表した5日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査と比べて50銭高い168円10銭だった。値上がりは6週ぶり。原油価格は下落傾向だったものの、価格高騰対策として石油元売り会社に支給する補助金が大幅に減額されたため。8日以降の補助金は、1リットル……

「グミなのに水」の違和感 UHA味覚糖、若者つかむ (日本経済新聞)

2022年のヒット商品番付で西の前頭12枚目に入ったのがUHA味覚糖の「水グミ」だ。透明な見た目が話題を集め、「グミでありながら水」というネーミングの違和感も若者などの関心をひいた。1月に発売して以降、当初予定の7倍以上を売り上げた。現在、グミ市場は成長が続いている。カラフルな見た目や特徴……

サムスン折り畳みスマホ分解、韓国部品5割、収益性高く (日本経済新聞)

折り畳み式携帯電話に復活の兆しが出ている。世界市場に占める比率は2%以下だが2022年の出荷は73%増と1600万台に達する見込みだ。韓国サムスン電子の最新機種を分解したところ推定原価率は4割と米アップルの最新iPhoneより低く、メーカーが力を入れる背景には高い収益性にある。韓国部品比率は約5割と……