ウクライナ侵攻に伴う相場の乱高下や裁定取引の機会が寄与 BISはトラフィグラのレバレッジ水準や短期資金への依存を指摘 シンガポールの資源商社トラフィグラ・グループは、2022年9月通期の利益が70億ドル(約9600億円)と過去最高益を記録、前の4年間合計を上回った。ロシアのウクライナ侵攻に伴う相……
エコプロ2022、きょう最終日 脱炭素貢献の技術に注目 (日本経済新聞)
環境に配慮した製品や技術を集めた展示会「エコプロ2022」(日本経済新聞社などが主催)が9日、最終日を迎える。東京ビッグサイト(東京・江東)で7日から催されている環境や自然災害対策などの総合展示会「SDGs Week EXPO」の中の一つで、脱炭素社会の実現に貢献する技術などが展示されている。環境省……
『やっかいな問題はみんなで解く』 堂目卓生(どうめたくお)、山崎吾郎著 世界思想社 2200円 (週刊エコノミスト)
『やっかいな問題はみんなで解く』 堂目卓生(どうめたくお)、山崎吾郎著 世界思想社 2200円 みんなにとっての問題でありながら、人によって意見が異なり、解決に向けた合意形成が成されにくい「やっかいな問題」。長引くコロナ禍、災害復興や再生医療、高齢化など現代が抱えるほとんどの困難は「やっか……
ニューヨーク・フィルの本拠地の改修終了 伊熊啓輔 (週刊エコノミスト)
リンカーンセンター内のデビッド・ゲフィン・ホール 筆者撮影 ニューヨーク市の高級住宅地アッパーウエストサイドにある「リンカーンセンター」はメトロポリタン歌劇場、ジュリアード音楽院、デビッド・ゲフィン・ホールなどからなる総合芸術施設だ。 建設が始まった1950年代まで、この場所にはアフリ……
『知っておきたい地球科学』 鎌田浩毅著 岩波新書 968円 (週刊エコノミスト)
『知っておきたい地球科学』 鎌田浩毅著 岩波新書 968円 本誌に連載中の「鎌田浩毅の役に立つ地学」を基に、新たなコラムなどを加筆し、新書として装いを新たにした。「地球・生命」「環境・気象」「資源・エネルギー」「地震・津波・噴火」の4章に分け、誰にでも分かりやすく地学の重要テーマや最新の……
《東京市場》23年は景気後退必至、「守り」で医薬株 藤戸則弘 (週刊エコノミスト)
2023年の世界経済は、厳しい景気減速が予想されている。経済協力開発機構(OECD)によると、世界経済の実質成長率は22年の前年比3.1%から23年は2.2%に減速する。 国・地域別の23年成長率では、米国0.5%、ユーロ圏0.5%と見込まれている。ちょっとした環境変化が起きても、リセッション(景気後退)……
『不登校でも学べる』 おおたとしまさ著 集英社新書 1265円 (週刊エコノミスト)
『不登校でも学べる』 おおたとしまさ著 集英社新書 1265円 近年は、子どもの不登校に対し、「無理して学校に行かなくてもいい」と考える親が増えているといわれる。子どもにとっては幸いな状況だが、では学校に行かないとして、その時間をどう過ごすかとなると、具体案には乏しいようだ。まして登校せ……
デザイナー 森英恵 「『自分は何なのか』ということを認識する」(2004年10月12日) (週刊エコノミスト)
週刊エコノミストは、各界の第一人者にロングインタビューを試みてきました。2004年から「ワイドインタビュー問答有用」、2021年10月からは「情熱人」にバトンタッチして、息長く続けています。過去の記事を読み返してみると、今なお現役で活躍する人も、そして、今は亡き懐かしい人たちも。当時のイン……
『闘う図書館』 豊田恭子著 筑摩選書 1760円 (週刊エコノミスト)
『闘う図書館』 豊田恭子著 筑摩選書 1760円 地域の交流促進や治安改善にまで貢献している米国の図書館。日本と異なるスケールの活動を専門家が解説した。図書館界が団結して政府と交渉し、存在価値を認めさせて予算を獲得。コンピューター化を進め、ソーシャルワーカーを図書館に置き住民の悩みを聞く……
《今週のポイント》ECB政策理事会(12月15日)高山武士 (週刊エコノミスト)
利上げ幅は縮小されるか 欧州中央銀行(ECB)は12月15日に政策理事会を開催し、金融政策方針を決定する。 米国では、12月に利上げ幅を0.50%に縮小するとの見方が主流となっている。特に、10月のインフレ率が事前予想を大幅に下回ったことで、この見方は強まった。ECBも11月のインフレ率が予想を下回り……