2022年までシリーズの冠を務めたキャンピング・ワールドから、新たにクラフツマンが復帰する2023年のNASCARクラフツマン・トラック・シリーズに向け、トラック界の新星として絶大な支持を集めるヘイリー・ディーガンの去就が確定。来季はトヨタ陣営からフォードに復帰するソースポーツ・レーシングに移籍し、タイトル獲得経験を持つ強力なドライバー陣営に加わり、4台体制の一翼を担うこととなった。
フリースタイル・モトクロスの第一人者であるブライアン・ディーガンを父に持つ21歳のヘイリーは、自身もオフロードで頭角を現したのち、本格的に4輪競技に転向。K&Nウエスト・アンド・イーストシリーズやARCAメナーズ・シリーズなどで史上初の女性ウイナーに輝いた実績を提げ、2020年からフォード・パフォーマンスの開発ドライバーとしてNASCARに昇格し、トラック・シリーズを戦ってきた。