セバスチャン・ローブ、ダカールラリー“新記録”ステージ6連勝達成! アル-アティヤは連覇に王手

 1月14日、ダカールラリーの競技13日目のステージ13が行われ、レッドブルカラーのプロドライブ・ハンターT1+をドライブするセバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)が6ステージ連続でのベストタイムを刻んだ。WRC世界ラリー選手権の“レジェンド”によるステージウインは今大会7度目。6ステージ連続優勝はニューレコードとなっている。

 14日(土)、選手たちは前日に行われたステージ12でエンプティ・クォーターでのマラソン・ステージを終え、最終日を前にした総距離675kmのステージ14に臨んだ。サウジアラビア南東部のシャイバから北西に進み、東部のアル・フフーフに向かうルート上に設定されたスペシャルステージの全長は154kmだ。

ローブ、5ステージ連続優勝で総合2番手浮上。二輪ではプライスが首位に立つ/ダカールラリー12日目

 1月13日、サウジアラビアで開催されている『第45回ダカールラリー2023』のステージ12が行われ、連日速さを見せているWRC世界ラリー選手権のレジェンド、セバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)が、なんと5ステージ連続でのステージウインを達成した。

 大晦日に開幕し元日にスタートが切られた2023年のダカールラリーは13日(金)が競技12日目。この日行われたステージ12は、前日に始まったチームメカニックのサポートや外部からの部品供給が受けられない今大会の山場、エンプティ・クォーターでの“マラソン・ステージ”の後半戦となった。

山場のマラソン・ステージでもローブ強し。4連勝もアル-アティヤが首位を堅守/ダカールラリー11日目

 1月12日、W2RC世界ラリーレイド選手権の2023年開幕戦『第45回ダカールラリー2023』のステージ11が行われ、総合3番手につけているセバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)が4連続となるステージウインを達成した。

 2023年のダカールラリーは、この12日(木)から今大会の山場である“マラソン・ステージ”に突入している。前日のステージ10に引き続きエンプティ・クォーターでの戦いとなる木曜から金曜までの2日間はチームメカニックによる整備や部品補給を受けることができず、車両整備などは選手たちがすべて自分たちで行わなければならない。

ローブ、怒涛のステージ3連勝。二輪部門はKTMのベナビデスが首位浮上/ダカールラリー10日目

 1月11日、サウジアラビアで開催されている『第45回ダカールラリー2023』のステージ10が行われ、前日に総合3番手に浮上したセバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)が最速タイムをマーク。3連続でのステージウインを飾った。

 11日(水)のステージ10はハラドから南東部のシャイバに向かうルートに設定された全長113kmのスペシャルステージが戦いの舞台となった。このSSは距離が短いものの、全行程が危険な砂漠地帯“エンプティ・クォーター”の中にあり油断は禁物だ。

ダカールラリー2023後半戦がスタート。休息日を挟みローブが連勝、サインツは転倒リタイア

 1月10日、W2RC世界ラリーレイド選手権第1戦『第45回ダカールラリー2023』のステージ9が行われ、WRC世界ラリー選手権の“レジェンド”であるセバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)が今大会3度目となるステージ優勝を飾り、総合3番手に順位を上げた。

 2022年の大晦日に開幕し元日に競技がスタートした2023年のダカールラリーは、サウジアラビアの首都リヤドでの休息日を挟んで後半戦に突入した。競技9日目のステージ9はリヤドからハラドに至る686kmのルートの中に設定された358kmのSSで争われている。

ローブ、ステージ終盤にクラッシュ。ダカールラリー5日目は首位アル-アティヤが2度目のステージウイン

 サウジアラビアで開催されている『第45回ダカールラリー2023』は1月5日、競技5日目のステージ5が行われ、GRダカールハイラックスT1+をドライブするナッサー・アル-アティヤ(TOYOTA GAZOO Racing)が今大会2度目のステージ優勝を果たした。

 前日のステージ4に続き、ハイルのビバークを起点としたループステージで争われた競技5日目は、ハイルの東側に広がる砂漠地帯に設定された373kmのステージ5が戦いの舞台となった。

■ペテランセルが総合2番手に浮上

セバスチャン・ローブが意地のステージウイン。首位アル-アティヤはリードを拡大/ダカールラリー4日目

 1月4日、元日に本格的な競技がスタートした第45回ダカールラリー2023は競技4日目のステージ4が行われた。ハイルを起点に同地の北側に設定されたこのループステージでは、WRC世界ラリー選手権の元9連覇王者であるセバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)が速さを見せ、今大会初のステージ優勝を飾っている。

 競技の初日こそ総合2番手につけていたものの、ステージ2とステージ3でそれぞれトラブルに見舞われ大きくポジションを下げてしまったWRCの“レジェンド”が意地を見せた1日だった。