特別研究員PD雇用で不安定な身分解消図る 学振が新制度創設 (科学新聞)

日本学術振興会の特別研究員、特にDC(博士課程在学者)からPD(博士号取得者)にステップアップすると、学生という身分はなくなる。かといって大学や研究機関の教職員でもない、不安定な身分となり、住宅ローンは組めず、保育園に子供を預けるのにもひどく苦労する。こうした状況を改善するため、日本……

未来を開く「オリガミ」 (日経BP)

折り紙作家で物理学者のロバート・J・ラングが1枚の紙を切らずに折り上げた鶴。こうした細い脚や羽根が重なった翼といった複雑な形を折り上げることは、以前はまず不可能と思われていた。ラングは折り紙の設計にコンピューターが役立つかどうかを試すため、1993年にプログラム「ツリーメーカー」を開発……

戻ってきたラッコ (日経BP)

米国カリフォルニア州モントレー湾の荒波の下で、機敏に泳ぎ回って貝を探す若いラッコ。一見おとなしいが、食欲は旺盛で、潜水しておよそ1~2分で食べ物を見つける。(PHOTOGRAPH BY RALPH PACE)[画像のクリックで別ページへ] この記事は雑誌ナショナル ジオグラフィック日本版2023年2月号に掲載さ……

医科歯科大と東工大統合 新名称は「東京科学大学」 (科学新聞)

国際卓越研究大学への認定を目指して2024年度中に統合を予定している、東京医科歯科大学(田中雄二郎学長)と東京工業大学(益一哉学長)は、統合後の新大学名称を「東京科学大学(仮称)」として、今月、大学設置・学校法人審議会へ提出することを決定した。英語表記は、Institute of Science Tokyoと……

血管透過性抑制で感染症重症化防ぐ 関連遺伝子阻害剤でマウス死亡率低減 (科学新聞)

岡田欣晃准教授 大阪大学大学院薬学研究科の森田真綾大学院生(博士後期課程)、岡田欣晃准教授らの研究グループは、血管透過性を抑制する機能を持つRobo4遺伝子の発現量を増やすことで、重症感染症(敗血症)マウスの血管透過性の亢進と、死亡率を軽減できることを発見した。またRobo4遺伝子の発現を……

「小児歯科治療を安全に」局所麻酔薬使用の新ルール 九大と女子医大が提案 (科学新聞)

九州大学大学院歯学研究院の一杉岳講師と東京女子医科大学歯科口腔外科の佐々木亮講師らは、日本の小児歯科治療に適した安全な局所麻酔薬の最大推奨用量(MRD)を簡便に求める「HC/6」ルールを新たに提案したと発表した。これまで世界的に明確な基準がなかったことから、世界中の複数ある小児歯科治療……

タイに生きるワイルドキャット [二] (日経BP)

タイの森には多種多様な生き物が生息する。複雑な生態系の中で食物連鎖の上位を占めるのは、ネコ科動物たちだ。圧倒的なパワーで密林を支配するトラや、薄暗いジャングルに潜む黒ヒョウ、木登りが得意なウンピョウ、そして魚を捕まえるスナドリネコなど。ネコ科動物の特性を生かし、それぞれが生息環境……

テルモ、薬剤充填ずみ注射器CDMO、売上高1000億円めざす ()

テルモは、薬剤充填ずみ注射器の開発・製造受託(CDMO)を手がけるファーマシューティカル事業で、2026年度以降の早期に売上高1000億円を目指す。続きは電子版で 化学工業日報電子版が創刊しました 電子版のリリースにより、すべての記事がWebで読めるようになり、マルチデバイスで時間や場所を選ばず……

名大NCC、リサイクル炭素繊維でLFT-D部材 ()

名古屋大学ナショナルコンポジットセンター(NCC)は、リサイクル炭素繊維を最大90%用いて「LFT-D」成形による大型薄板製作技術を確立した。続きは電子版で 化学工業日報電子版が創刊しました 電子版のリリースにより、すべての記事がWebで読めるようになり、マルチデバイスで時間や場所を選ばず化学……