産業技術総合研究所(産総研)と筑波大学の研究グループは、コーヒーに含まれる成分である「カフェ酸」で有機半導体デバイスの電極を被覆すると、デバイスに流れる電流が最大で100倍まで増加することを発見した。 有機半導体デバイスに流れる電流を大きくしてデバイスの性能を向上させるためには、電極……
世界に残り2頭のキタシロサイ iPSから「卵子や精子のもと」作製 (朝日新聞)
大阪大学=大阪府吹田市 [PR] 大阪大の林克彦教授(生殖生物学)らの国際研究チームは10日、世界で計2頭にまで減ってしまった「キタシロサイ」について、卵子や精子のもととなる細胞を、iPS細胞から作り出したと科学誌に発表した。 キタシロサイはアフリカに生息していたものの、密猟や環境破壊で、現在……
週末も観測チャンスか。冬の風物詩「ふたご座流星群」やってくる…14日に最盛期、1時間に45個の流星も (BUSINESS INSIDER)
2020年、フロリダで撮影されたふたご座流星群。 Getty/Diana Robinson Photography 2022年もあとわずか。この季節になると、年末年始に向けてあっという間に時間が経ってしまうものだ。 ただ、1日だけ、夜空でも見上げながら、ほっと一息つく時間をとってみてはどうだろう。 冬の風物詩とも言える「ふ……
ホルモン受容体陽性乳癌の1次治療の選択に血中循環腫瘍細胞(CTC)数が役立つ可能性【SABCS 2022】 (日経BP)
ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性進行乳癌の1次治療において、臨床情報から医師が選択した治療(内分泌療法か化学療法)と血中循環腫瘍細胞(CTC)数に基づく治療が異なる患者は4割を占め、これらの患者ではCTC数に基づく治療のほうが予後改善に有用であることが、フェーズ3試験STIC CTCの全生存期間……
ビールの泡はなぜ消えないの? カギは、麦芽のたんぱく質と苦み成分 (朝日新聞)
きめ細かいビールの泡のつくり方のイメージ [PR] 兵庫県・井上透さん(69)からの質問ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com ののちゃん このあいだ親類のお祝……
iPS細胞から作った目の網膜細胞をひも状にして移植 神戸の病院 (NHK)
神戸市の病院などのグループは、重い目の病気の患者にiPS細胞から作り出した目の網膜の細胞をひも状にして移植する臨床研究の手術を初めて実施したと発表しました。 続きを読む 手術を行ったのは、神戸市立神戸アイセンター病院の栗本康夫院長らのグループです。 グループでは、網膜の細胞が少なくなり……
200万年前のDNAを解読、「失われし極北世界」が明らかに (日経BP)
グリーンランド北東部の海岸沿いに広がる氷床の一部。高度約1万2000メートルの上空から撮影。DNA断片を解析した結果、今は氷に覆われているこの場所がかつて生命にあふれていたことが示唆された。(PHOTOGRAPH BY NASA ARCHIVE, ALAMY STOCK PHOTO)[画像のクリックで拡大表示] グリーンランド北部は、……
【びっくりサイエンス】クモの糸 天然の最強繊維をデータベース化 世界初 (産経新聞)
円網にかかったセミを捕獲するクモ(沼田圭司・理化学研究所チームリーダー提供)クモは生活の中でさまざまに自前の糸を使いこなしている。長い進化の過程で培われてきたその性質は軽量であることに加え、鋼鉄を超えるタフネス(靭性=じんせい)、ナイロンより高い伸縮性など、さまざまな面で非常に高……
ナショナル ジオグラフィックが掲載したベスト動物写真 2022年版 (日経BP)
アメリカクロクマがねぐらから出てきた。まだ眠そうで動きは鈍い。毛はもつれてボサボサしていて、体重は100キロは軽く超えていそうだ。 このクマの冬のねぐらは原野ではない。米国カリフォルニア州サウス・レイクタホの廃屋の下にある。ここは人口の多いリゾート地で、ゴミや食べ物が豊富にあるため、……
絶滅危惧サイのiPSで卵子のもと作る、大阪大などのチーム成功…凍結精子と体外受精で繁殖計画 (読売新聞)
アフリカでメス2頭だけが残る絶滅危惧種キタシロサイの皮膚からiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作り、卵子や精子のもとになる細胞に変化させることに成功したと、大阪大などの国際研究チームが発表した。今後、この細胞からできた卵子を、凍結保存した精子と受精させて出産させることを目指す。論文が10……