本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 1月16~22日に最もツイート数が多かったのは、Cell誌の論文「Alarming antibody evasion properties of rising SARS-CoV-2 BQ and XBB subvari……
クイズ1●これはどこの葉・区域?(難易度低) (日経BP)
初めましての方も、そうでない方も、ご覧いただきありがとうございます。島根大学の長尾大志です。2023年1月まで、日経メディカル Onlineにて「長尾大志の『わかりやすイイ 胸部X線写真読影』」という連載を執筆しており、ありがたいことに多くの先生方にお読みいただくことができました。 実践編と位……
患者安全における「診断の質」は大きな転換点に (日経BP)
患者安全の領域において、診断の質の問題は世界的にも未開の地であった。それが今、Diagnostic Excellenceという新たな概念の登場で、また大きく変わろうとしている。 2015 年に発行された現全米アカデミーズ(NASEM:The National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)からのレポート……
呼吸器内科専門医が切る!第116回医師国家試験問題 (日経BP)
もう少しで医師国家試験ですね。今回は少し趣向を変え、呼吸器内科専門医・指導医の立場から、2022年2月に行われた第116回医師国家試験問題のうち、呼吸器関連の気になる問題を取り上げてみたいと思います。まずは「116A27」を見てみましょう。…
降圧治療を重視しCKD患者の処方を再考 (日経BP)
本記事は、2023年1月18日公開記事「8剤服用中のCKD患者、どう処方解析する?」の続きです。
若月院長からの「招待状」 (日経BP)
様々な資格で日本に入国して働く外国人労働者の数は182万人を超えた(2022年10月末現在)。人口減少の日本社会にあって、外国人労働者は欠かせない存在だが、「不法滞在」の烙印(らくいん)を押された途端、医療へのアクセスは著しく悪化し、人道的危機を招いている。 例えば、2021年に名古屋出入国在……
統合失調症診療、EBMはどこまで普及したか? (日経BP)
ガイドラインの推奨と実際の診療におけるギャップ(エビデンス・プラクティスギャップ)を埋めるため、統合失調症とうつ病の診療ガイドラインを普及させる活動を続けてきた国立精神・神経医療研究センターの橋本亮太氏。統合失調症診療におけるEBMはどこまで普及したのか、その現状を聞いた(文中敬称……
薬学部設置・定員増抑制告示案は「大変良い」 (日経BP)
2023年1月26日に開かれた日本薬剤師会定例会見で、副会長の安部好弘氏は、文部科学省による薬学部の設置および定員増を抑制するための改正告示案について、「大変良いものと感じている」と評価した。 文科省は、薬学部の設置および収容定員増を抑制するため、「大学、短期大学及び高等専門学校の設置等……
正確ながん情報を図書館に 5年で5百館、拡大目指す 啓発事業への展開も (共同通信)
健康な人が、がんの知識を学ぶ機会は限られている。いざ知ろうとしても書店やインターネットには玉石混交の情報があふれ、選び取るのは難しい。誤った情報に惑わされれば適切な治療を受けられない恐れもある。基本的ながん情報一式を図書館に贈る国立がん研究センターの活動が開始5年を迎え、寄贈先が5……
熱帯夜被害は熱中症並み 睡眠の妨げ エアコン活用を (共同通信)
夜間の気温が25度を超える熱帯夜で睡眠が妨げられることで生じる健康被害は、熱中症による死亡の被害に匹敵するとの研究結果を、東京大や岡山大などのチームが発表した。名古屋市の住民全体の健康被害を試算した結果で、夜の暑さ対策としてエアコンを適切に活用する必要があると指摘している。 熱帯夜……