WECにデビューするフェラーリ499Pのドライバー6名が発表。ジョビナッツィが“エースカー”に加わる

 2023年からWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦するフェラーリは1月10日、6名のドライバーラインアップを発表した。この中で、フェラーリF1のリザーブドライバーを務める、アントニオ・ジョビナッツィが耐久レース最高峰クラスへとデビューを飾ることが明らかとなった。

 現在開発が進められているル・マン・ハイパーカー規定のニューマシン、『フェラーリ499P』は、AFコルセとのファクトリープログラムの下、2台がWEC開幕戦のセブリング1000マイルレースでデビューを飾る。

フェラーリ499P、初の耐久テストを実施。信頼性の問題が発生するも「普通のこと」と明言は避ける

 フェラーリのスポーツカー・レーシングディレクター、アントネッロ・コレッタによれば、フェラーリは先日、2023年のWEC世界耐久選手権に投入する新型ル・マン・ハイパーカー『499P』で初の耐久テストを行ったという。さらに、3月のハイパーカー・デビューまでに2度目の長距離走行を計画している。