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<p>ライアン・ジョンソン監督、『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』タイトルに『ナイブズ・アウト』とつくことに腹が立つ | THE RIVER</p><p>ライアン・ジョンソン監督、『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』タイトルに『ナイブズ・アウト』とつくことに腹が立つ #ナイブズ・アウト</p><p>独立した名前にしたかった</p><p>にて話している。 「自己完結の作品になるように頑張ったんです。正直、タイトルに『ナイブズ・アウト・ミステリー』とつけなくちゃいけないことに腹が立ちます。『グラス・オニオン』だけにしたかったのに。」 そもそも『ナイブズ・アウト』とは、1作目の舞台が「刃の館」で、ナイフが劇中で大きな仕掛けとなるからだった。2作目『グラス・オニオン』はギリシャの離島が舞台となっており、もうナイフに特別な意味はない。代わりに「ガラスの玉ねぎ」が象徴的なものとなっており、続編タイトルはそれを示すものだ。 「もちろんわかるんですよ。1作目が好きだった人に、これはシリーズの続編ですよとわかってもらいたい。でも同時に、毎作を本棚に並ぶ新作小説のように感じたい、というのもあるんです。」 ジョンソン監督が敬愛するアガサ・クリスティの名探偵ポアロシリーズは、それぞれ『オリエント急行の殺人』『ABC殺人事件』『ナイルに死す』など、独立したタイトルになっている。監督もこれに倣うようにして、名探偵ブノワ・ブランのシリーズを『ナイブズ・アウト』『グラス・オニオン』と並べたがったが、マーケティングの事情がそれを許さなかった。 シリーズは更なる第3作も製作が決定済み。監督にとっては不服だろうが、おそらく次作タイトルも『ナイブズ・アウト』に連なる形になることだろう。 あわせて読みたい</p>