もっと詳しく

<p>週4~7回射精する男性は前立腺がんの発症リスクが36%も低いことが判明、「若い人は射精の頻度に気をつけて」と研究者</p><p>週4~7回射精する男性は前立腺がんの発症リスクが36%も低いことが判明、「若い人は射精の頻度に気をつけて」と研究者</p><p>前立腺がんは主要ながんの一種にもかかわらず、発症原因は明らかにされていません。一方で前立腺がんの発症には遺伝的要因や食事などのライフスタイルの影響が重要であると考えられています。ハーバード大学やオーストラリアの研究チームは、前立腺は精液の元となる前立腺液を生成する器官であるため、性的要因やその頻度が男性の前立腺がんの発症リスクに影響を与えると考え、調査を行いました。</p><p>オーストラリアの研究チームによる報告によると、週に平均4.6回から7回の射精を行った男性は、週に2回から3回未満の射精を行った男性よりも、70歳未満で前立腺がんと診断される可能性が約36%低かったとのこと。 ハーバード大学やオーストラリアの研究チームによる研究は、前立腺がんの発症原因を明らかにすることはありませんでしたが、医学的には大きな意義があるとされています。また、どの報告でも、20代の若年成人期に射精頻度が高かった場合、数十年後の前立腺がんの発症リスクの低下につながることを報告しています。 ハーバード大学の研究チームは、若年成人期の射精頻度が数十年後の自身の健康につながるため、前立腺が発達し成熟している若年層は射精の頻度に気を遣うように呼びかけています。</p>