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2015年夏、原爆ドームの前に立つ郭さん(撮影・浜岡学) 在外被爆者への援護を切り開いた、郭貴勲(クァククィフン)さんが98歳で昨年末に逝った。日本が朝鮮半島を植民地支配した末に被爆し、辛酸をなめ亡くなった同胞らの思いも胸に苦闘を重ねた。「被爆者はどこにいても被爆者」。この訴えは今世紀…