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得点を待つキス・アンド・クライのソファに座ると、織田は天井を見上げるようにして目をつぶった。「35歳なので疲れもあるが、すごく充実した気持ちと半々かな」。2013年の東京大会以来、ちょうど10年ぶりとなる国体。久々に競い合う喜びに触れたようだった。 冒頭の4回転トーループは両足着氷で基礎点…