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「毎日1テーマずつ読めば、1か月後に所さんみたいな思考になれる!」

「所ジョージの世田谷ベース」50号は、雑誌『Daytona』で6年以上連載を続けてきた「トコロ辞典」の膨大なアーカイブを再編集し、一冊にまとめた完全保存版です。ひとつのテーマは約5分で読みきれるので、毎日1テーマずつ読み進んでいけば、おおよそ1か月で完全読破。翌月には、所さんみたいな思考回路に近づいてしまい、楽しくてしょうがない毎日がやってきてしまうというコンセプトで制作、ここではその一部をチラ見してみましょう。

まん‐ぞく【満足】
心にかなって不平不満のないこと。心が満ち足りること。また、そのさま。十分であること。申し分のないこと。また、そのさま。数学で、ある条件を満たしていること。
トコロ辞典的「満足」の解釈
すぐ手に入る満足は満足じゃない。日々の生活の積み重ねの結果感じるもの。めんどくさいと思うものをやってみる。自分にはできないと諦めることで満足は遠ざかっていく。

【写真7枚】一家に一冊!? 思わずうなづく、所さんの「名言」たち。 

■満足は積み重ね
今の世の中は簡単に「満足」が得られるようになっています。ネットで美味しいと評判の店に行って、行列並んで食べて、写真撮ってSNSに載せて、はい「満足」です。そんなの「満足」じゃない。たまたま自分が見つけたお店が美味しかった、その体験を家族や友人と直接話し合える、それが本当の「満足」。大事なのは美味しかったことではなくて、そのお店に行き着くまでの物語を自分がどう紡いだかということ。まったく自分で努力しないことに「満足」を感じていたら、本当の「満足」はやってきません。

よく「孫が可愛い」と言いますよね、それは孫ができたときに、その人が自分の人生をどう紡いできたかを振り返って思う気持ちから出た言葉です。好きな人ができて、結婚して子供が産まれて家族を持つ。働いてお金を稼ぎ、家の鍵を締め、日々外出先から家に電話をし、家族を守っていく。旅行に行く、朝早くゴミを出す、風呂も洗う。「なんで俺がこんなことをしなければならないんだ?」と思うこともあったでしょう。しかし、その積み重ねが今日の「満足」になったのだと感じて、「孫が可愛い」という言葉になったのです。時間がかかったことのほうが「満足」の密度が高いのです。

「満足」は若い頃からの積み重ねです。結婚して、子供が出来て、くらいの図面はある程度は描ける、けれど、実際はどうなるか判らない。でも、家族を守り、ゴミを出し風呂を洗うという生活の一つ一つの積み重ねが、やがて大きな「満足」となって押し寄せてくることは間違いありません。自分の人生を振り返ったとき「イヤイヤやっていたよな」と思ったら、「満足」のマイナスになってしまう、自分はごまかした、嘘をついていた、などはもっと大きなマイナスになるのです。

所さん的「満足」の続きは、所ジョージの世田谷ベース vol.50をご覧ください!
所ジョージの世田谷ベース vol.50
定価:1,020円
本誌購入は以下より
https://amzn.to/3b9WGBa
世田谷ベースステッカー付き! 

・掲載テーマ
 あいそ【愛想】
 あつ‐くるし・い【暑苦しい】
 いそがし・い 【忙しい】
 おとしあな【落とし穴】
 おも‐しろ・い【面白い】
 おもい‐つ・く【思い付く】
 おんきせ‐がまし・い【恩着せがましい】
 かた‐づ・ける【片付ける】
 かんが・える【考える・勘える】
 き‐しょう‐てん‐けつ【起承転結】
 クリエーティブ【creative】
 クレーム【claim】
 けっ‐こん【結婚】
 けん‐ぜん【健全】
 こ‐せい【個性】
 ころばぬさきのつえ【転ばぬ先の杖】
 し‐あわせ【幸せ・仕合(わ)せ】
 じっ‐しつ【実質】
 しっ‐ぱい【失敗】
 じょう‐ほう【情報】
 そうぞう‐りょく【想像力】
 ちゃく‐ち‐ てん【着地点】
 て‐ま【手間】
 てい‐ へん 【底辺】
 てん‐ごく【天国】
 ととの・う【整う】
 のり‐しろ【糊代】
 ヒーロー【hero】
 ひにちじょう(せい)【非日常(性)】
 ひょう‐げん【表現】
 べん‐り【便利】
 まと‐はずれ【的外れ】
 まん‐ぞく【満足】
 め‐くじら【目くじら】
 メリット【merit】
 やくにたつ【役に立つ】
 やり‐なお‐す【やり直す】
 よ‐ゆう【余裕】
 ルール【rule】
 わ・る【割る】



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