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ドイツに本拠地を置くセキュリティ調査機関であるAV-TESTが、2022年のマルウェアに関する調査結果を公開し、2022年にはWindows向けとして約7,000万件の新しいマルウェアのサンプルが検出されたことが分かりました。

また、macOS向けは約12,000件だったことから、Windows向けのマルウェア数はmacOS向けに比べて5,000倍以上となっており、Linux向けについては約200万件で、Linuxと比べてもWindows向けの方が60倍以上多い結果となりました。

下記の画像のグラフは、Windows、macOS、Linuxの各プラットフォーム向けごとの月別のマルウェアとPUAの新規検出数をまとめたもので、Windows向けのマルウェアの総数は突出しているものの、その増加率は今年9月以降に着実に減少していることが分かります。
(PUAは”Potentially Unwanted Application”の略で、望ましくない可能性があるアプリケーションのこと)

(Windows)

(macOS)

(Linux)

なお、Linux向けについては、6月以降の増加率は非常に低く抑えられており、その状況は現在も続いていることが分かります。

[via Neowin