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<p>スマホが転倒検知、自動で「119」…ゲレンデから消防に「誤通報」が多発 – ライブドアニュース</p><p>【自動で119】スマホが転倒検知、ゲレンデから消防に「誤通報」が多発 一部の最新スマホに、強い衝撃を検知すると交通事故に遭ったと認識して自動通報する機能があるためで、総務省消防庁が利用者に注意を促している。</p><p>スキー場で転倒するなどした人のスマートフォンが自動で119番通報し、地元の消防本部が対応に追われる事態が頻発している。一部の最新スマホに、強い衝撃を検知すると交通事故に遭ったと認識して自動通報する機</p><p>スキー場で転倒するなどした人のスマートフォンが自動で119番通報し、地元の消防本部が対応に追われる事態が頻発している。 一部の最新スマホに、強い衝撃を検知すると交通事故に遭ったと認識して自動通報する機能があるためで、総務省消防庁が利用者に注意を促している。 同庁などによると、誤通報は米アップルの「iPhone(アイフォーン)14」シリーズからが多い。最新型には車の衝突事故を想定した自動通報機能があり、衝撃を検知すると「衝突事故に巻き込まれた可能性がある」などの通知と通報ボタンが画面に表示され、警告音が鳴る。キャンセルもできるが、一定時間操作しないと119番通報し、持ち主が事故に遭ったと音声で伝える。 白馬村など長野県の5市町村を管轄する北アルプス広域消防本部では、昨年12月16日~今月23日に919件の119番があり、うち周辺スキー場からの主に自動通報による誤通報は134件だった。スキーやスノーボード中に転んだり、人とぶつかったりした時の衝撃を検知したとみられる。 消防本部は、自動通報を受けて応答がない場合、状況確認のため折り返しの電話をかける。相手が出ないと時間を置いてかけ直すことになり、業務の負担になっている。通報機能はオフにすることもできるが、「本当に深刻な事故に遭った場合には有効な機能なので、切ってほしいとは言えない」と困惑する。 管内に多くのスキー場がある岐阜県の郡上市消防本部では、今月1~23日に受理した351件の119番のうち、同様の誤通報は4割近い135件だった。 同庁は「誤通報したと気づいたら、相手に『間違えた』と伝えてほしい。折り返しの電話には必ず出てもらいたい」としている。</p>