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<p>“おしり”とともに30年、クレヨンしんちゃん『ケツだけ』企画展に込めた思い</p><p>“おしり”とともに30年、クレヨンしんちゃん『ケツだけ』企画展に込めた思い #クレヨンしんちゃん @shinchan_30th @crayon_official</p><p>東京・池袋で『クレヨンしんちゃん』アニメ・映画30周年を記念した体験型企画展『しん劇!ケツだけワンダーランドの大冒険』が開催中。なぜ「ケツだけ」? 同展に関わるスタッフの声を聞いた。</p><p>「ケツだけ」じゃない、というところで言うと、「ケッさくシーンの広場」は、おしりに特化せず、30年分の漫画やアニメ、映画の名シーン、しんちゃんならではの“ケッさくシーン”を、イラストや映像とともに振り返ることができるコーナーになっています。第1話を漫画とアニメで比較しながら紹介していたり、映画の貴重な設定資料も展示されていたり。 シンエイ:西川 25周年の『クレヨンしんちゃん展』の時も、「セル画とかないですか?」と言われて探したんですが、展示に耐えられる状態の良い物が見つけられず、アニメ関係の資料はほとんど展示されていませんでした。その後、社内でちょっとした引っ越しがあって、なんと今まで出してこなかった資料が見つかったんです。それを今回、展示させてもらっています。それに加えて、歴代のプロデューサーや監督さんに展覧会開催について連絡したところ、「セル画持っているよ」と個人で保管してくださっていたものが出てきて、本当に初出しの、資料やセル画が展示されているので、それは見どころだと思います。 双葉社:石割 僕のおすすめは会場内で観ることができる映像全般ですね。しんちゃんのアニメって、昔から本当に自由だったんだなって(笑)。アニメーションを作っている方々が楽しみながら、視聴者を楽しませようとしていたのが伝わってくるし、その熱量を潜在的に感じて「面白い」と思ってきた人たちがたくさんいて、今があるんだな、というのを改めて確認、再発見しました。 シンエイ:山崎 展示の「頭」から「おしり」まですべてが見どころですね。この3年間、しゃべっちゃいけない、触れちゃいけない、と言われ続けて、子どもたちもみんなストレスが溜まっていたんじゃないかと思います。コロナはまだ収束していませんが、眺めるだけの展示だけではなく、おしりを動かして、触って、楽しんでもらえるものができたことは本当に良かったと思います。子どもたちに喜んでもらえるといいなと。おしりを使って遊ぶアトラクションがあるんですけど、大人もつい夢中になってしまうので、おしりというか腰を痛めないように注意してください(笑)。 テレ朝:佐野 この企画展でしか見られないスペシャルムービーがおすすめです。テレビアニメの主題歌、ケツメイシさんの「スーパースター」(2020年)に乗せて30年分の”ケッさくシーン”を集めた映像ですが、これが本当に素晴らしい映像です。見た人が本当に幸せな気持ちになれる映像なんです。いまはスマホなどでどこでもいろいろな映像を観ることができる時代ですが、会場に来ないと見られないもの、それこそリアルイベントの最大の魅力だと思います。『クレヨンしんちゃん』ファンにはたまらない映像になっていますし、「ケツだけ」じゃないものを持ち帰っていただけると思います。ぜひ、会場に足を運んでいただきたいと思っております。 イベント情報</p>