みゆるしの船いさみあり夕すゝみ――――近藤富蔵「八丈実記」収録の俳句(1869年頃) 黒潮の影響で冬でも温暖な八丈島だが、雨が多く風も強い(東京都八丈町の南原千畳岩海岸から。正面は無人島の八丈小島) 東京都心から南へ287キロ。「鳥も通わぬ」といわれた八丈島には江戸時代、約1800人もの流人…
みゆるしの船いさみあり夕すゝみ――――近藤富蔵「八丈実記」収録の俳句(1869年頃) 黒潮の影響で冬でも温暖な八丈島だが、雨が多く風も強い(東京都八丈町の南原千畳岩海岸から。正面は無人島の八丈小島) 東京都心から南へ287キロ。「鳥も通わぬ」といわれた八丈島には江戸時代、約1800人もの流人…