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<p>まるでPSP!?携帯可能な小型ゲーミングPC「GPD WIN 4」国内予約開始―スライド式メカニカルキーボード搭載 | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト</p><p>まるでPSP!?携帯可能な小型ゲーミングPC「GPD WIN 4」国内予約開始―スライド式メカニカルキーボード搭載</p><p>GPDの正規代理店である天空が、最新ゲーミングUMPC「GPD WIN4」の国内予約を開始しました。発売は2023年春の予定となっています。</p><p>GPD WIN 4は、いまではゲーミングUMPCの老舗といってもいい中国GPD社の最新モデル。CPUにはRyzen 7 6800Uを搭載しており、RAMは16GB/32GB、ストレージは512GB/1TB/2TB。 コントローラー一体型のGPD WINシリーズの4モデル目で、GPD WIN 3から引き続き、ディスプレイをスライドさせるとキーボードが現れるスライドカバーデザインを採用しています。 Forza Horizon 5はグラフィック設定低ならば常時FPS90前後を維持 ディスプレイサイズは6インチ FHD(1920 x 1080)、リフレッシュレートは最大60Hz。カバーガラスにはCorning Gorilla Glass 5を採用しています。このディスプレイをスライドするとキーボードが現れますが、スライド機構自体はバネなどはなく手動式。このあたりはGPD WIN 3から変わってはいません。 GPD WIN 3のキーボードはタッチ式でしたが、GPD WIN 4は小さいながらメカニカル(ドーム式スイッチ)のフルキーボードを搭載。キーストロークは浅めながら、確かなクリック感があります。 このキーボードで文章入力をバリバリとこなしたいという人は少ないかもしれませんが、頑張れば意外といけそうな印象です。ただ、手で抱えたまま親指で入力するスタイルだと、手の大きさにもよりますが、中央付近に指が届かず入力しやすいとはいえません。ゲーム中にテキストチャットを頻繁に行うような用途には向かなそうです。 ゲームのログインID、パスワード入力など、補助的な使いかたなら問題はありません。 コントローラーの配置も、アナログスティックが左右とも上部に配置されていたGPD WIN 3から代わり、オーソドックなXboxスタイルになりました。やや丸みを帯びたフォルムと左下のストラップホールもあわせて、かなりPSP(Vita)に近い印象となっています。 GPD WIN4(上)とPSP(下)。サイズは二回りほど違いますがデザインは酷似 Steam Deck(上)と比べると、一回り小さいサイズ感 L1/R1、L2/R2のショルダーボタンはもちろんこと、背面にはユーザーがキーボードショートカットなどを割り当てられるカスタムボタンが2つ用意されています。 背面左右にあるのがカスタムボタン コントローラー左下部には小さいながらマウス操作で利用できる光学式マウスセンサーを搭載。マウス操作自体は、切替スイッチを利用しアナログスティックでも行えますが、マウスセンサーはゲームパッドモードのままでも利用可能です。また右側下部には独立した指紋センサーも備えています。 インターフェースは、上部にUSB Type-C(USB 4.0)とType-A、3.5mmジャック、底部にUSB Type-C、左側面にmicroSDカードスロットを備えます。また、オプションとして背面に4G LTEモジュールを装着可能。こちらも日本でリリース予定とのことです。Indiegogoで記載されている対応バンドは下記の通り。これはWIN Max 2の4G LTEモジュールと同じです。 LTE TDD B38/B39/B40/B41 そのほか、無線関連ではWiFi 6、Bluetoothは5.2に対応。OSはWindows 11 Homeとなりますが、Steam OSもサポートし、デュアルブートが可能になる予定。 専用ドックも用意されており、ディスプレイやキーボードなどを接続、自宅ではミニデスクトップPCのように利用することも可能です。ただ、専用ドックの発売時期は未定。GPD WIN 3のドックも流用可能とのこと。 国内での販売価格は未定ですが、GPDがindiegogoで表示している定価を考慮すると、16GB/512GBが14~15万円、16GB/1TBが15~16万円、32GB/1TBが16~18万円、32GB/2TBが19~20万円になるとのこと。現在発売・発表されているRyzen 7 6800UのゲーミングUMPCと大きな差はないようです。 各種キーボード付き端末との比較 PSPようなゲーミングUMPC「GPD WIN 4」国内予約開始。スライド式メカニカルキーボード搭載 《山本竜也》</p>