ルフィ役・田中「それを奪うつもりなら…死ぬ気でこい!」　ONE PIECE声優が「セリフシャッフル」

今月29日に終映が決定している公開中のアニメ映画「ONE　PIECE　FILM　RED」(谷口悟朗監督)のフィナーレ大宴舞台あいさつが28日、東京都内で行われ、声優を務めた田中真弓(68)、中井和哉(55)、山口勝平(57)、宝亀(ほうき)克寿(76)、名塚佳織(37)らが出席した。

昨年7月で連載開始25周年を迎えた漫画家・尾田栄一郎さん原作の大ヒットコミック「ONE　PIECE」の劇場版アニメ最新作。昨年8月6日に公開され、今月10日まで観客動員1379万2000人、興行収入190億円を突破するヒット作となり、劇場公開された「FILMシリーズ」4作の中で過去最高の興収を記録。歌手・Adoの劇中歌「新時代」もヒットした。

イベントでは、自分の演じるキャラクター以外のセリフを言う「セルフシャッフル」が行われ、主人公・ルフィ役の田中はトップバッターでジンベエザメの魚人・ジンベエのセリフを熱演。ルフィのセリフをジンベエ役の宝亀が「絶対、似ないよね」と言いながら熱演すると、田中は「気持ちは伝わりました」と絶賛。最後は田中が「それを奪うつもりなら…死ぬ気でこい!」とルフィの名セリフで締めた。

29日まで177日の異例のロングラン公開となり最後のイベントとなったが、田中は「今日来てくれたみんな、(ほかの劇場で)ライブビューイングで見てくれたみんなは、俺たちの仲間だ!」とルフィになりきって呼びかけた。