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2023年の春闘がスタートした。賃上げの実現に向け、連合と経団連の労使トップが一致したのは当然だろう。 なにしろ歴史的な物価高である。昨年12月の消費者物価指数は前年同月比で4・0％の上昇だった。第2次石油ショックが尾を引いていた時以来、41年ぶりの高水準となる。食料は7・4％、電気代は20％以…