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日本は戦時中、戦争捕虜を一貫して虐待していたわけではなかったと立証する日本現代史家のサラ・コブナーは、軍事史のなかで見落とされてきたジェンダー、人種、階級の観点からも「帝国の虜囚」が置かれていた文脈を分析する。現代の戦争捕虜をめぐる問題にも通じる、その重要な視点とは──。 サラ・…