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<p>【独自証言】「フィリピン“収容所”から複数人物が遠隔で犯行を指示」「特殊詐欺で集めた情報をもとに…」警察は日本人グループ強制送還を求める方針 広域連続強盗事件 – ライブドアニュース</p><p>【独自証言】「フィリピン'収容所'から複数人物が遠隔で犯行指示」広域連続強盗事件 「特殊詐欺で集めた情報をもとに、ピンポイントで強盗をしている」という。JNNは3年前にその収容所の様子を放送しており「職員に賄賂を渡すことで、スマホの使用が黙認されていた」とした。</p><p>各地で相次ぐ同じグループによる犯行とみられる強盗や窃盗事件。JNNは犯行グループを知る人物の証言を報じてきましたが、警察当局がフィリピンの入管施設に収容されている日本人の特殊詐欺グループを捜査し、強制送</p><p>還を求める方針を固めたことがわかりました。 【写真を見る】【独自証言】「フィリピン“収容所”から複数人物が遠隔で犯行を指示」「特殊詐欺で集めた情報をもとに…」警察は日本人グループ強制送還を求める方針 広域連続強盗事件東京・狛江市で90歳の女性が殺害された強盗殺人事件など、警察庁のまとめでは14都府県の強盗や窃盗など少なくとも20の事件について同一グループの関与が疑われています。 「フィリピンの収容所にいる人たち。フィリピンからの指示があって現在犯行が行われている」 JNNの取材に応じたグループを知る人物は、「収容所」=フィリピンにある入管当局の施設から、「複数の人物が遠隔で犯行を指示している」と証言していました。 「特殊詐欺で集めた情報をもとに、ピンポイントで強盗をしている」 その後の捜査関係者への取材で、警察当局がこの入管施設に収容されている日本人の特殊詐欺グループの男らが一連の強盗事件に関与した疑いが強まったとして、フィリピン政府に身柄の送還を求める方針を固めたことが分かりました。あわせて、公開手配も行う方針だということです。 これは3年前にJNNが放送したその収容所の様子です。当時は日本人の特殊詐欺グループなどが収容され、「入管職員に賄賂を渡すことで、スマホの使用が黙認されていた」といいます。 「詐欺を専門的に扱っている方とお電話一度代わりたいんですけども」 収容所の中から警察官を装い、特殊詐欺を働いていました。自由にスマホが使える様子は、今も変わっていないといいます。 一連の事件の多くで、通信アプリのテレグラムを使い「指示役」をしていたとみられるのが「ルフィ」「キム」「ミツハシ」などを名乗る人物です。 去年11月に山口県岩国市で発生した強盗未遂事件で公判中の渡辺翼被告(26)もけさJNNの取材に応じ、この存在を認めました。 渡辺翼被告 「指示役は3人いるということを聞いた。ルフィ、キム、あと1人は誰かわからない」 渡辺被告は借金返済のためツイッターで闇バイトに応募。指示役の「キム」とやりとりを続け、指定された現場に向かう直前に仕事内容が「強盗」だと知ったといいます。 渡辺翼被告 「後戻りできないと思った。家の中に侵入するときは、後ろめたい気持ちだった」 警察庁はきょう、関係する警察の刑事部長らを集めて緊急の会議を開き、首謀者の摘発や事件の全容解明を急ぐよう指示しました。</p>