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[PR] 日本では昔から「お母さんがごはんをつくってきた」。そんな「おふくろの味」という概念が意外にも新しいものであることを、湯澤規子『「おふくろの味」幻想 誰が郷愁の味をつくったのか』(光文社新書・1034円)は丁寧に検証する。歴史地理学を専門とする著者は、人々が都市へ移り住み、地方の料…