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ジョーン・ロビンソンは、1968年にノーベル経済学賞が創設(受賞者は翌年から)されて以来、長い間、唯一の女性候補者であると言われ続けたケインズの愛弟子(まなでし)である。だがロビンソンがケンブリッジで経済学を学び始めた頃は、経済学の世界は完全な男性社会であった。 本書は、そのような時…