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2022年の円相場は歴史的な展開となった。一時1ドル=151円台後半と、対ドルで約32年ぶりの安値をつけた。日米の金利差の拡大に加えて、根底には日本経済の停滞がある。輸出でかつてのように稼げなくなる一方、海外へのエネルギー依存の高まりで輸入額は増加した。貿易赤字を通じて日本のマネーは海外に…