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AMDは、Radeon RX 6000 RDNA 2 GPUが、新しいRX 7000 RDNA 3 GPUよりもゲーマーに良い価値を提供するという公式ブログ記事をアップしています。

AMDは、Radeon RX 7000 “RDNA 3 “とRadeon RX 6000 “RDNA 2” GPUのFPS/$を比較し、旧ラインナップがより良いゲーミングバリューを提供することを発表しました。

AMDがテストしたGPUはすべて独立したレビューがすでに出ていますが、同社はRadeon RX 7000とRX 6000の全ラインアップの性能価値を互いに比較したのは初めてのことです。

Radeon RX 6000グラフィックスカードは、かなり前から割引価格で販売されており、価格については言及されていませんが、これらのカードのFPS/$は事実であります。

まず性能比較から、AMDは新しいフラッグシップであるRadeon RX 7900 XTXが、従来のフラッグシップであるRadeon RX 6950 XTより約30%高速であることを示す。

Radeon RX 6950 XTの価格は699.99ドルで、Radeon RX 7900 XTXは999.99ドルである。

つまり、ユーザーは30%高い性能のために43%追加で支払うことになる。

次にRadeon RX 7900 XTですが、これはRadeon RX 6800 XTより22%ほど高速ですが、66%も高くなっています。

Radeon RX 7900 XTとRX 6950 XTの性能差はわずか7%ですが、新しいRDNA 3モデルには約30%高い料金を支払うことになります。

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AMDは、なぜかRadeon RX 7000とRadeon RX 6000グラフィックカード全体の1080pの数値を掲載しました。

これらのカードは6つのゲームでテストされ、Radeon RX 7000グラフィックカードが最も低いパフォーマンス値を示したのに対し、Radeon RX 6400は全カードの中で最も良い値だったようです。

ハイエンドモデルでは、RX 6950 XT、RX 6800 XT、およびRX 6800がゲーマーに最高の価値を提供しています。

RX 6950 XTは、7900 XTXより23%、RX 7900 XTより18%性能が優れています。

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AMDは、これらの比較にNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズグラフィックスカードを使用しませんでしたが、これらのカードもベストバリューではありません。

RTX 4090は間違いなくずっと高速だが、7900 XTXよりも60%高い。

一方、RTX 4070 Tiは799ドルの米国価格帯でそれほど評判が良くなかった。

現行世代のカードはどれもひどい価格設定になっているようで、特にメインストリームやエントリーレベルのカードが登場すると、前世代と競争するのは難しいでしょう。

ソース:wccftech – AMD Radeon RX 6000 RDNA 2 GPUs Offer More Bang For Buck To Gamers Than RX 7000 RDNA 3 GPUs

 

 

 

 

解説:

RDNA3はRDNA2よりコスパが悪化している

これは高くなっているので当然です。

その割に性能は伸びていません。

ただし、RX6950XTより性能が上のものに関しては性能プレミアと言うことで、ある程度の説得力はあると思います。

しかし、RX6950XT以下の性能で前世代より価格が上だったら説得力はありません。

今回はたまたまRadeonがやり玉に挙がっていますが、理由はFSRがほとんどのGPUをカバーし比較が簡単だからでしょう。

FSRのように囲い込みが目的ではない技術は非常にオープンでどのGPUでも、Switchにも使われていますし、やろうと思えばMeta Quest2にも使えるでしょう。

比較するのも非常に簡単ということです。

一方でのDLSSはAda Lovelace世代から世代ごとにバージョンを切り替えてDLSS3では大きくFPSを伸ばしています。

これは価格付けに説得力を持たせるためでしょう。

RTX4090は前世代比3倍の性能と宣っていますが、これはもちろんDLSS込みの性能です。

ラスタライズ性能ではTimeSpyでRTX4090が35,553、RTX3090Tiが21,687、RTX3090が19,976と2倍も伸びていません。

FP32演算性能でもRTX4090は83TFLOPS、RTX3090Tiは40TFLOPS、RTX3090は35.6TFLOPSと2倍強に過ぎません。

これが私の言うnVidiaマジックで、スケール(物差し)に使うものをうまく変えて実態がわかりにくくなっているということになります。

もちろんですが、nVidiaは悪意があってやっているわけではないでしょう。

Ada LovelaceではAI機能をより進化させていますので、AI機能も性能に含むことは何ら不当ではないと思います。

しかし、総てのユーザーがAI機能込みの性能で比較したがっているかと言われれば私はノーと言わざるを得ないです。

AMDは囲い込み戦略を取っていないのでたまたま製造にかかわる高価格がダイレクトに比較できる状態になっていますが、RTX4000シリーズもこのように比較しようと思えば、コスパは良くないです。

nVidiaはDLSS3込みで価格の設定をしている節がありますので当然だと思います。

結局最後は「自分はどう思うのか?」です。

私はDLSSは他社製品に渡って横断的に使えませんので、比較の物差しにするのは適正とは思えません。

ですから、判断するときはラスタライズ性能での比較を軸にしています。

nVidiaから資料をやテスト機材が提供されているレビューではnVidiaの意向に沿って論点が構成されている可能性が高いですから、そのような点を気を付けてみていくと良いと思います。

※ 各レビュワーがメーカーのために不正をしていると言ってるわけではありません。むしろ努力して公正を心掛けていると思います。しかし、そこには多少なりともメーカーの思惑が入っている可能性があると疑ってかかった方がよいということです。

 

 

 

 

 

 

 

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