1月27日、日産自動車/日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、2023年のスーパーGT GT500クラス、GT300クラス、さらにグローバルで新たに使用するニッサンZ GT4の『パイロットカスタマーチーム』の陣容を発表した。GT300クラスでは2022年に続き3台がニッサンGT-RニスモGT3のオフィシャルカスタマーチームとして参戦する。
2022年もGT300クラスでチームの高いレベルとともに強力なパフォーマンスを発揮し、3台ともにチャンピオン争いを展開したニッサンGT-RニスモGT3のオフィシャルカスタマーチーム。2023年も3台がGT300クラスに参戦することになった。
参戦チームは2022年同様、GAINERが10号車、11号車の2台、さらに2022年のチャンピオンであるKONDO RACINGから56号車が参戦する。今季も2台ともダンロップを履くGAINERは、ドライバーがチーム内で移籍。11号車をドライブしていた安田裕信が10号車に移り、大草りきとコンビを組むことになった。
一方、長年10号車を支えてきた富田竜一郎が、2022年に10号車の第3ドライバーを務めた塩津佑介とともに11号車に移り、石川京侍と組むことになった。なおこれまで2台ともに藤井一三監督が率いていたが、10号車はジェントルマンドライバーとしてさまざまなレースに挑戦してきた辻子依旦監督が就任することになった。安田、大草とも関係が深い人物だ。
ただ気になるのはチャンピオンチームのKONDO RACING。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラの参戦は継続だが、チームメイトはTBAとされている。藤波清斗が2023年にどこで戦うのか、非常に気になるところだ。
3チームの体制は下記のとおり。その他のカスタマーチーム、およびその他のプログラムについては別途発表される。
ニッサンGT-RニスモGT3
オフィシャルカスタマーチーム 体制一覧
GAINER 10号車
ドライバー:安田裕信/大草りき
監督:辻子依旦
タイヤ:ダンロップ
GAINER 11号車
ドライバー:富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介
監督:藤井一三
タイヤ:ダンロップ
KONDO RACING 56号車
ドライバー:ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/TBA
監督:近藤真彦
タイヤ:ヨコハマ