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10年前の2012年は、自民、公明両党が衆院選で勝利し、旧民主党から政権を奪還した年であるとともに、私自身の国政復帰の年でもあった。20年以上にわたる自公の協力関係を振り返ってみると、続いてきた秘訣(ひけつ)は、両党の政策的な「目線」の違いと危機認識の共有にあった。 連立政権は、与党とな…