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CES 2023で、韓国はフランスの派遣団に次いで2番目に大きなスタートアップのブースを用意していたようでした。至る所に優れた韓国スタートアップが点在し、その中でもK-Startupエリアは1番忙しかったでしょう。

Ubergizmoは、K-Startup Media Awardsの審査員団の一員であり、Ubergizmoとして3社を選出する必要がありました。私達のスコアとその他の世界的なメディアのスコアによって、Global Media Awardsの最終的なトップ3が決定しました。合計すると46ものスタートアップが1位の座を争っていましたが、過去に見た中で最も多様な企業が集まったグループの1つでした。

SevenPointOneへの受賞風景

市場性、世界市場での可能性、投資の可能性、協力性という4つの主要な指標に基づくスコアリングシステムを使用するよう求められました。係数は全てのスタートアップに等しく適用されます。私達の見解では、K-Startupの上位3社はSevenPointOne、Avalve、Dongnam Realize Inc.でした。

SevenPointOne


SevenPointOneがBest of MIKを受賞したというこちらの記事を既にご覧になった方もいるかもしれませんが、全ての人を人生のある時点で助けることが出来る製品を開発しているため、ここで再び同社を挙げることは当然と言えます。

SevenPointOneは、認知症や認知障害の初期の兆候を検出出来るソフトウェアを構築しています。認知症の初期段階は、米国で最も過小評価されている状態の1つであり、早期に治療を受ければ、非常に多くの人々がより良い生活を送ることが出来ます。この分野は非常に競争が激しいと予想されますが、SevenPointOneには既に製品があります。

Avalve


Avalveは、一定のデータストリームを使用して食品を安全に栽培したい屋内農家にソフトウェアとセンサーを提供することで、食品生産を次のレベルに引き上げます。同社は、それぞれの植物を追跡及び分析して、農家が個々の作物に最適な栄養を届けられるよう支援します。

そうすることで、労働力をほぼ半分に削減しながら、作物の収穫量を2倍にすることが出来ると同社は説明しています。Avalveは、植物毎に最大1台のカメラを使用することを推奨していますが、これは信じられないことです。ただし、そのようなセンサーのコストが低下してきているため、特定の作物では費用対効果が高くなります。Avalveには植物に関する大規模なデータベースがあり、クラウドプラットフォームにさらに多くのデータを取得し続けています。

Dongnam Realize Inc.


通常のプラスチック成形機を使用して、木材ベースのプラスチックの代替品から作られています

Dongnam Realize Inc.は、豊富に入手可能で純粋なカーボンニュートラルな素材である木材を使用した、ワクワクするようなプラスチック代替品を提供しています。そうすることで、同社はこの代替品を様々な業界で便利に使用出来るようにしています。この新素材は、新たなツールを必要とせず、ほとんどのプラスチックと同じペレットの形で提供されます。そのため、特定のプラスチックとは容易に取り替えることが出来る代替品となります。

この素材は綺麗に生分解されますが、長期間水と接触し続けることが出来るため、数日で分解せずにそのような接触を維持出来ない他の多くの有機代替品よりも優れていることを知って驚きました。

プラスチックを無くす最善の方法は、より良い素材を見つけることであり、Dongnam Realize Incはその目標に一歩近付くことが出来ます。

まとめ


時間をかけて準備し、メディア審査員グループに製品やサービスを紹介してくれた全てのスタートアップに感謝したいと思います。非常に多くの革新的な製品や企業をランク付けするのは困難でしたが、最終的にはCESを17年間取材してきた経験が物を言わせました。

総合的なスコアが最も高い上位3社に祝意を表し、市場での大きな成功を祈っています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら

The post Ubergizmoが選ぶベスト韓国スタートアップ@CES 2023 first appeared on Ubergizmo JAPAN.