日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、5つの「価値共創領域」を打ち出している。そこに含まれているのは、ITシステム安定稼働、AIやクラウドなどのテクノロジーの活用、サステナビリティソリューションの共創、半導体、量子などの先端テクノロジーの研究開発、IT/AI人材の育成などだ。日本IBMの山口明夫社長は、これを2023年も重点テーマに位置づける。一方で、IBM Cloudのインダストリークラウドの推進強化やメインフレームが、日本IBMにとって重要な戦略であることをあらためて強調。この領域で大規模な投資を進めることも示す。