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<p>世界債券指数から日本国債の一部外れる、日銀の大規模国債買い入れで</p><p>世界債券指数から日本国債の一部外れる、日銀の大規模国債買い入れで</p><p>日本国債の一部が海外投資家の指標である世界債券インデックス(WGBI)から除外される。日本銀行による国債買い入れの影響で、市場の流動性が低下しているためだ。10年債は過去3年で初めて除外される見通し。</p><p>資料 によると、WGBIは国債銘柄の残存金額を組み入れ基準の一つとしている。日本国債の場合は、日銀保有分と財務省消却分を除いた残存金額が5000億円(20年・30年国債は4500億円)を下回ると翌月には指数から除外される。残存金額が基準を上回れば再び採用される。 アムンディ・ジャパンの有江慎一郎チーフ・インベストメント・オフィサーは、複数の銘柄が指数から除外されることの影響は大きくないとしながらも、「ウエイトが下がっていけば下がっていくだけ市場からの注目度は下がるから、中長期的にはあまり良いような話ではない」と述べた。     市場残高に関する条件は指数によって異なるため、流動性低下によって他の指数でも一様に除外されるわけではない。日本の投資家が主に使用する債券指数の 野村BPI には日銀保有分に関する記述はない。 ブルームバーグニュースの親会社であるブルームバーグLPは、他の指数提供会社と競合するブルームバーグ・インデックス・サービスの親会社でもある。 最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中</p>