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中学の文化祭でバンド演奏を見たときのこと。普段は無口な同級生がギターを抱え、ステージに立っていた。流行の曲に観客が沸く中で脇目もふらず指を動かし続けた。大盛況のうちに終わると破顔一笑、「よっしゃ!」とメンバーに叫んだ姿が忘れられない。あの日、彼らは青春のド真ん中にいた。カッコよか…