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連日、雪のニュースだ。長岡など新潟県内からの映像も映されていた。それを見ながら書架から再び『峠』の単行本を抜き出した。一度目はこの夏、映画「峠―最後のサムライ」を見たあと。裏表紙に私の字で「1990年、結核療養中」とある。32年ぶりの再会だった。 幕末から維新へ、激動の時代に越後の小藩…