<p>青森県内底冷えの寒さ 交通事故相次ぐ|環境,交通,教育|青森ニュース|Web東奥</p><p>青森県内底冷えの寒さ 交通事故相次ぐ</p><p>今季最強の寒波の影響で前日に続き強い冬型の気圧配置となった25日の青森県内は、23の観測地点全てで最高気温が0度を下回る真冬日となり、最低気温も12地点で今季最低を記録、暴風雪にも見舞われる厳しい寒さとなった。このうち大間では最低気温が氷点下10.5度となり、1月の観測史上最低を更新した。各地ではスリップ事故などが相次いだほか、交通機関にも乱れが生じた。青森地方気象台によると、今季最低気温を更新した主な地点は25日午後8時現在、碇ケ関氷点下11.0度、小田野沢同10.8度、むつと十和田同10.…</p><p>青森地方気象台によると、今季最低気温を更新した主な地点は25日午後8時現在、碇ケ関氷点下11.0度、小田野沢同10.8度、むつと十和田同10.7度、弘前と八戸同10.1度、青森同9.9度など。最高気温は、野辺地同6.2度、鯵ケ沢同6.0度、深浦同4.7度など。 同時刻までの最大瞬間風速は深浦24.4メートル、野辺地23.4メートル、大間22.7メートル。各地の積雪深は弘前71センチ、碇ケ関58センチ、青森50センチ、今別47センチなどだった。 各地では、風雪で視界が白一色となる「ホワイトアウト」や路面凍結でのスリップなど交通事故が相次いだ。県警通信指令課によると、25日午前6時~午後5時に寄せられた人身・物損事故の110番通報は約160件で、前日同時間帯の通報約60件の2倍以上。午前6~8時の通勤時間帯では約20件(前日約10件)の通報があった。 むつ署によると、25日午後0時15分ごろ、東通村の県道で下北交通(むつ市)の大型バスがスリップし、路肩に転落した。乗客3人と運転手1人にけがはなかったという。つがる市では国道101号照日交差点から上相野交差点までの間で車4台が絡む多重事故が発生、一時通行止めとなった。 県教育委員会によると、25日は県立高校6校(青森北、青森工業、金木、五所川原定時制、青森工定時制、尾上総合定時制)が休校となり、5校(青森西、青森商業、五所川原、五所川原農林、黒石)が短縮授業などの措置を取った。市町村立学校ではつがる市の5小学校と3中学校、横浜町の横浜中学校で、いずれも短縮授業とした。 つがる市の木造地区と柏地区の6小中学校は、26日臨時休校とする。市内の他の地区は現時点で通常通り。</p>