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<p>印パは「核戦争寸前だった」 ポンペオ前米国務長官が回顧録で記述 – BBCニュース</p><p>BBCニュース – 印パは「核戦争寸前だった」 ポンペオ前米国務長官が回顧録で記述</p><p>アメリカのマイク・ポンペオ前国務長官が24日発売の回顧録で、2019年2月にインドとパキスタンがカシミール地方をめぐり「核戦争」に突入「しかけた」と述べている。</p><p>ポンペオ氏は自伝の中で、インド警察隊40人が亡くなった「イスラム主義者のテロ攻撃は(中略)パキスタンの手抜きのテロ対策政策がその一端となっている」と指摘。インドはこれに空爆で対抗したが、「パキスタン人はその後の空中戦でインド空軍機を撃墜し、操縦士を捕虜にした」と述べた。 また、ハノイではインドの「相手方」と話すために、寝ていたところを起こされたと語ったが、その人物の名前は明かしていない。 「この人物は、パキスタン側が核兵器を発射する準備を始めたとみていると言った。一方で、インドもエスカレーションについて考えていると教えてくれた」 ポンペオ氏はそこで、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)だったジョン・ボルトン氏と、「ホテルの小さな通信設備」を使って協議したという。 ポンペオ氏は、「何度も話したことがある」パキスタン軍のクマル・ジャヴェド・バジワ最高司令官(当時)に連絡を取り、「インド側から言われたことを伝えた」。 「すると、それは真実ではないと言われた。予想できることだが、彼はインド側が核兵器の準備をしていると考えていた。両国に、相手が核戦争の準備をしていないと納得させるのに数時間かかった。これはニューデリーとイスラマバードにいた我々のチームの功績が大きい」 「他のどの国も、あの夜、恐ろしい結果を避けるために、我々がしたようなことはしなかっただろう」と、ポンペオ氏はつづっている。 インドもパキスタンも現時点で、ポンペオ氏の主張についてコメントしていない。</p>