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年の瀬の風物詩とも言える政府予算案が先週末に閣議決定され、今年も残すところわずかとなった。2022年を振り返ると、岸田文雄政権が従来の政策を大転換せざるを得ないほど、日本の弱さと課題を露呈した1年だったように映る。 一つは防衛費の増額。23―27年度に総額43兆円を計上し「反撃能力」を装備す…