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歯科治療を極度に恐れ、さまざまな拒絶反応があらわれてしまう状態を「歯科恐怖症」といいます。国内では500万人前後が歯科恐怖症で歯科受診を避けていると推測されており、決してまれとはいえません〈Dental Medicine Research 34(1) 45-48(2014)〉。誰しもなりうる「歯科恐怖症」について、歯科医師・山本彰美氏が解説します。